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【自己中?わがまま?】どうしても「自分のことしか考えない人」が憎めないんだけどその境界線ってどこだろう...

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最初に結論から言いますが、私は「自分のことしか考えない人」のことは決して嫌いではありません。逆に憎めないというか愛している人も何人かいます。「自分のことしか考えない人」はある意味懸命に頑張っています。本当にお疲れ様です。誤解のないように言っておきますが小馬鹿にしているわけではありませんし、事実私自身の中にもそんな志向がまったくないとは言いきれません。もっと言えば多かれ少なかれ誰しもが持っている人間の本能なのではないでしょうか?

 
ただすべての「自分のことしか考えない人」のことが憎めないかというと決してそうではありません。「自分のことしか考えない人」の中には嘘と悪意に満ちた、平気で人を利用して自分を愛し守ることにのみ執着している人もいるはずです。そんな人たちのことまで憎めないと言っているわけではありません。そんなとんでもない人たちの存在も認めつつ、「自分のことしか考えない人」を憎めるか憎めないかの分水嶺というかボーダーラインがどのあたりにあるのか今日は考えてみます。
 
一般的には「自分のことしか考えない人」とは自分が一番かわいく、自分が世界の中心にいないとき気がすまない大人げない人たちのことを指します。一般的にはエゴイストとか利己主義者と呼ばれています。ただ今日私が取り上げる憎めない「自分のことしか考えない人」というのはもう少し可愛げのある、弱くて切ない、懸命に自分を守っている愛すべき人物をイメージしていますのでその微妙ニュアンスの違いをこの記事をお読みになった後でご理解いただいて、お楽しみいただけるとうれしいです。
 

 

 

 
 
「自分のことしか考えない人」の特徴を大きく分類すると、
 
◆自画自賛(自己評価高い)
◆他者排斥(毒舌)
◆被害妄想(小心者)
◆疎外感(さみしがり屋)
◆自己保身(防衛本能強い)
 
等々が挙げられます。
 
ではさらにその特徴からくるありがちな具体的な行動とその根底にあると思われる思考を列挙していきます。
 
・「やってやった」「してやった」という意識が強くその見返りを期待する
何かを施した相手のことよりとにかく何かを施してやった自分の行為が大事
 
・自分のことを評価してくれる人のことが大好きで盲目に高く評価する
評価してくれた人の本質よりとにかく自分に対しての高い評価が大事
 
・わざとらしく褒めらてもとどこまでも昇りつめ謙遜なんてまったくしない
お世辞やゴマすりに乗らない謙虚さよりとにかく自分に対しての賞賛が大事
 
・だれかが苦手と言っている人のことを「俺はあいつ大丈夫」とか「俺にはいい奴だ」みたいな余裕の発言をする
苦手にしている人の想いや苦手にしている理由よりとにかく自分が寛容で心が大きいことを演出することが大事
 
・「××さんがこう言ってた」という表現で自分の言いたいことを他者の言葉を借りて主張する
××さんの真意よりとにかく自分が主張したいことに客観性を持たせることが大事
 
・トラブルが起こってしまったあとで「そうなると思っていた」とか「だから言ったじゃん」みたいな結果論をこぼす
トラブルが及ぼすダメージよりとにかくそのトラブルを予見していた自分の先見性をアピールすることが大事
 
自分に興味を示さない人や無視する人のことはこき下ろし全く評価しない
その人の本質的な良し悪しよりとにかく自分に興味を持たせ注目させることが大事
 
人前で馬鹿にされたり恥をかかされたりするといつまでも延々と恨み続ける
自分のミスや欠点を省みることよりとにかく周囲の視線や自分のプライドを守ることが大事
 
自分が嫌いな人のことを誰かが褒めると露骨に嫌な顔をしたりあからさまに否定する
その人が賞賛に値するかどうかよりとにかく「自分が嫌いな人」のことを嫌いな人をひとりでも増やすことが大事
 
自分が会社に高く評価されていると言ったり全く評価されていないと言ったりの高低差が酷い
自分の正しい評価や実力を分析することよりとにかく自分の評価が高くあって欲しいという願望の方が大事
 
自分が誘われない飲み会などのイベントをくりかえし「くだらない」と表現する
イベントのクオリティや成功よりとにかく自分が誘われなかったイベントが盛り上がらないことが大事
 
飲み会で自分の話をしていると大満足
飲み会全体の雰囲気やバランスよりもとにかく自分が注目され主役になることが大事
 
その場その場で自分の立場をよくするために意見をコロコロ変える
物事がうまくいくかどうかよりとにかく目の前にいる人に自分が好かれるかどうかが大事
 
だれかがダメ出しされているときに「俺はそんなこと絶対してない」とアピールする
ダメだしされている人のどこがどうしてダメだったのかということよりとにかく自分はそんなダメだしされるようなことはしてないと安心し避難させることの方が大事
 
他人の不幸な話はノリノリで幸福な話にはどこかケチをつける
他人が幸福か不幸かということよりとにかく自分と比較してその人が幸福か不幸か判断することの方が大事(自分のことが幸福と思えることがもっと大事)
 
恋愛においても相手のことを考えず会いたいときに会いたがる
相手の都合や相手が自分に会いたいか会いたくないかよりとにかく自分が今相手に会いたいという欲求が大事
 
 

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以上「自分のことしか考えない人」にありがちな具体的な行動とその根底にあると思われる思考をピックアップしてみました。これを見る限り「憎めない」なんて感覚を持つなんて有り得ないとお感じでしょうが、「自分のことしか考えない人」の中で憎めない人は私の中ではまぎれもなく存在するのです。これはあくまでも私の感覚ですがその人たちの共通点(憎める憎めないの境界線)を最後にまとめて締めくくりたいと思います。
 
憎めない「自分のことしか考えない人」の共通点
~憎める憎めないの境界線
・好き嫌いがはっきりしていてわかりやすい
・人間の本性に正直でわかりやすい
・表情や言動がはっきりしていてわかりやすい
・懸命さがどこか滑稽で応援してしまう
・自分に実は自信がなく弱さを持っていて守ってあげたくなる
・ストレス耐性があまり高くない
★まとめると幼児性がありかわいらしい
∴憎めない

 

 

★ストレス耐性に関する記事

↓↓↓

hikarujinzai.hatenablog.com

 

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でも「俺だ!俺だ!俺だ!俺だ!俺だーーー!」くらい笑えるところで止めておいて欲しいものですねwww