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30代で部長になった私が泣かされた「年上の部下」の実在サンプル7人衆とその上司としての接し方

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私は今の会社に中途で就職したのですが、入社して一年後に部長になりました。38歳でした。中小企業でしたがそこそこ社員数もいましたし、老舗の会社ですので当時私より「年上の部下」は必然的にかなりの人数存在していました。
 
私は部長になった日から今日まで様々なやっかみや嫌がらせをぶつけてくる中々手強い「年上の部下」に対峙してきました。最近はその人数も減りほとんどいなくなりましたし、私も少しは認めてもらえてきたので、今思えばいい思い出ですが当時は相当泣かされたというか苦しめられました。
 

 

その時現実にいた「年上の部下」のタイプと、その人たちに当時「改めて欲しいこと」を指摘した時などによく返ってきていた面倒臭いセリフをいくつか紹介します。その後で私がその人たちに少しでもモチベーションを上げて業務にあたってもらうためにどう接したか、私を認めてもらうためにどう接したかも紹介します。
 
最近人事異動があってまさに今「年上の部下」の接し方で悩んでいる30代くらいの方がいたら参考にしてみてください。
 
目次
 

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実際にいた「年上の部下」の7人のタイプ

 
※あくまでうちの会社に昔いた人のことで一般論ではありませんので誤解のないようにお願いします。
 
【Aさん】
出世も責任ある役職も望まない、お気楽万年平社員タイプ
 
◆よく言われた面倒臭いセリフ
「俺は責任だけ重くなってそれに見合った給料がもらえないなら今のままでいいよ。いかに楽して給料もらうかが俺の最優先事項だから。俺会社よりプライベートとか遊び(趣味)にかけてるから。だから悪いけどあんたの思い通りには行かないよ。」 

 

出世欲などさらさらなくいかに楽するかだけを考えている。自分がキツくなったり責任が重くなりそうになると激しく抵抗する。芸能人顔負けのいい車やいいゴルフクラブやいいサーフボードを保有している。
 
 
【Bさん】
何をやらせてもイマイチ、結果を出せない仕事がまったくできないタイプ
 
◆よく言われた面倒臭いセリフ
「俺なりに一生懸命やってるし残業もこんなにたくさんやってるしもうこれ以上やれって言われても無理だよ。いったい何をやらせたいの。これで会社が俺を認めないんだったらもう仕方ないよ。だから悪いけどあんたの思い通りには行かないよ。」 

 

自分なりに一生懸命やっていればそれ以上どうしようもないと開き直る。結果が出る出ないは二の次。無駄な残業はやればやるほど評価が下がることにも気づいていない。身を粉にしすぎてガリガリに痩せている。
 
 
【Cさん】
オレ流を崩さない、簡単には動かない職人肌タイプ
 
◆よく言われた面倒臭いセリフ
「俺は上にも言いたいことは言うし、間違いは間違いで指摘する。会社は俺を絶対に首にできないと思うよ。だって俺がいないとうちの会社回らないだろ。もしなんか会社が言ってきたら刺し違える覚悟だよ。だから悪いけどあんたの思い通りには行かないよ。」
 
自分が会社に必要とされている、自分はすごいと過大評価して憚らないタイプ。自分が辞めると会社が潰れると大きな勘違いをしている。残念なことにこういう人が辞めると大体会社は業績が上がり人が育つ。
 
 
【Dさん】
ハラスメント上等、トラブルメーカー左遷タイプ
 
◆よく言われた面倒臭いセリフ
「ブン殴ってやりたいほど嫌な上司や同僚はガマンの限度超えるとその時は容赦なく行くよ。生意気な女性スタッフはとことん教育するし、逆に可愛い女性スタッフはできるだけ面倒見てやりたいね。だから悪いけどあんたの思い通りには行かないよ。」 

 

自分の行動の一つひとつがハラスメントすれすれであることに気づいていない。実際軽い暴力事件を起こしたりセクハラ、パワハラを部下に密告されてしばしば飛ばされている。それでもなぜ飛ばされたか誰に密告されたか気づかない。
 
 
【Eさん】
定年まで静かにつつがなく勤めたい、目立ちたくない再就職タイプ
 
◆よく言われた面倒臭いセリフ
「私は前の会社リストラされて何十社も面接受けて苦労してやっとこの会社に就職できたんです。静かに目立たないように定年まで働かせてください。言われたことは真面目にやりますので、それ以上は多くを望みません。だから悪いけどあんたの思い通りには行かないですよ。」
 
もう無職には戻りたくないという恐怖心から目立って会社や上司や同僚に目を付けられることを極度に恐れる。自分の存在感を消すことしか考えていない。たまに消しすぎて見えない時がある。
 
 
【Fさん】
昔は偉かったけどいまはただのひと、過去の栄光にすがる役職定年タイプ
 
◆よく言われた面倒臭いセリフ
「もう俺役職者じゃないんだからお前らそんなに気を遣わなくていいよ。この会社は俺たちが作って来た訳なんだけどそんなこと今言ったって通用しないしな。だから俺なんか遠慮なく顎で使ってくれていいよ。でも昔は良かったなあ〜だから悪いけどあんたの思い通りには行かないよ。」
 
今でも俺はこの会社で偉いんだ、若造が生意気なこと言ってんじゃねえと顔に書いてある。プライドが強く軽く扱われることがいつまでたっても受け入れられず我慢できない。タダ酒(接待)大好きで、お歳暮お中元の数に命を賭ける。
 
 
【Gさん】
打たれ弱くすぐに落ち込む、コミュニケーションが取れないメンタルが弱いタイプ
 
◆よく言われた面倒臭いセリフ
「俺なんか会社に必要とされてないし、もし必要とされているとしても頑張り過ぎると自分自身が壊れちゃうんだ。上司や部下とのコミュニケーション取るのも苦手だし、人を注意するのも注意されるのもあまり好きじゃないんだよね。だから悪いけどあんたの思い通りには行かないよ。」 

 

とにかく人とコミュニケーションを取ることが苦手。被害妄想が強く自己評価が低い。言い辛いことを言うのも言われるのも怖くて仕方がない。ふたことめには自信がないとか、会社辞めたいと言うので、この人をやる気にさせられない私が自信をなくしその人より先に会社を辞めそうになる。
 

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それでは次に「年上の部下」をうまく動かすために私がやった方法(接し方)を難易度低い順に挙げていきます。またその方法で攻略した「年上の部下」のタイプもちょっと強引ですが分けてみます。
 

「年上の部下」をうまく動かす5つの方法(接し方)

 
【難易度1】
何も変えない変わらないフラットな接し方で「あいつなら仕方ない」と言わせる。
 
常日頃から公平に驕ることなく誰とでも付き合っておくことで、立場が逆転しても今までと同じような接し方をすれば受け入れられる場合があります。上司になったからといって急に「年上の部下」を呼び捨てにしたり自分を役職で呼ばせたりせず今まで通り何も変わらないフラットな接し方をすればそこそこうまく行くような気がします。
この方法で攻略した「年上の部下」
Eさん(目立ちたくない再就職)…必要以上に絡まれたくない、平穏が大好きな人だった
Gさん(メンタル弱い)…とにかくプレッシャーをかけられたくない人だった
 
 
【難易度2】
謙虚で明るく元気の良い態度で可愛がられ「あいつなら仕方ない」と言わせる。
 
自分の方が仮に能力があると感じていたとしてもそれを相手にストレートにぶつければうまくいくはずがありません。その「年上の部下」と以前から上下関係があったのであれば仕事を教えてもらったり声を掛けてもらった頃の初心を思い出して師匠と慕い、明るく年下の自分の方から進んで声をかけるようにすればそこそこうまくいくような気がします。
この方法で攻略した「年上の部下」
Cさん(職人肌)…子分を可愛がる親分肌の人だった
 
★上司に可愛がられる処世術
↓↓↓

hikarujinzai.hatenablog.com

 
【難易度3】
相手を敬い相手の幸福を心から願う人間力で「あいつなら仕方ない」と言わせる。
 
その「年上の部下」もどこか優れた点が必ずあるはずです。仕事は素晴らしくできるけど出世できない人もいます。また仕事ができるできないだけでなく性格の明るさや人間的な優しさや趣味の豊富さなども素晴らしい才能です。そこをリスペクトしつつ褒めつつその人が何を求めているか感情移入して真剣に考えてあげればそこそこうまくいくような気がします。
この方法で攻略した「年上の部下」
Aさん(お気楽万年平社員)…無責任だけど人間的には良い人だった
Fさん(役職定年)…自分のことしか愛せない人だった
 
【難易度4】
熱く青臭い情熱やビジョンで「あいつなら仕方ない」と言わせる。
 
熱いパッションは時として人を動かすことがあります。ブレずに率先実行で理想論を掲げ日々それを語り続ければそれに呼応してついてきてくれる人は必ずいます。懸命に何かに取り組みたいけれど、今さらとか、気恥ずかしいとかで動けない人はいるものです。その人も巻き込んで、背中を押してあげられればそこそこうまくいくような気がします。
この方法で攻略した「年上の部下」
Bさん(仕事がまったくできない)…グイグイ引っ張って欲しいと思っている人だった
Dさん(トラブルメーカー左遷)…意外に熱い人だった
 
 
【難易度5】
業績、技術、資格等の絶対的な能力で「あいつなら仕方ない」と言わせる。
 
一見手っ取り早く、ぐうの音も出ない絶対的な方法に見えますが難易度は高いし不安も拭いきれない方法です。本当に相手が腹落ちしてついてきてくれているかどうかあまりはっきりしないというのがこの方法の弱点であり本質とも言えます。部長になった当初、資格がひとつの武器になり表面的にはついてきてもらえましたが実感というか手応えはありませんでした。できれば難易度4までの接し方で「年上の部下」を動かしたいところです。
この方法で攻略した「年上の部下」
全員(?) 
 

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参考として40〜60歳の年下の上司をもつ社員何名かに「年上の部下が心を開きたくない年下の上司のタイプ」をヒアリングしましたのでここで挙げておきます。是非心当たりのある人は注意してみてください。
 

「年上の部下」が心を開きたくない「年下の上司」の7つのタイプ

  •  謙虚さのかけらも無くプライベートでも上司面する
  • 自分の出世しか考えていないので情け容赦なく部下を踏み台にする、切り捨てる
  • クールで表情に乏しく何を考えているかわからない
  • 人の挫折感や痛みをわかろうとしない(多分一生わからない)
  • 人の意見に耳を貸さず自分の主張をゴリゴリ押し通そうとする
  • 合理性(システム)やヒエラルキーを絶対視しすぎる
  • 自分ほど仕事のできる人間はいないと盲信し他を下に見る
 
以上を踏まえて、最後に「年上の部下」とうまく付き合ってくための「年下の上司」に必要な資質をまとめて締めくくります。
 

「年上の部下」とうまく付き合うために必要な4つの資質

 
1.周りを常に笑顔にさせる言動と行動
他人をいじることで笑いを取ることをやらないことが大切
(私はこの記事で少しいじってしまいました。)
 
2.現場視点の清濁併せ呑める胆力
理屈やルールだけでは割り切れないことがあることを知っていることが大切
 
3.謙虚で人情味あふれるパーソナリティ
上司も部下も人間なのだから最後は人間対人間のつきあいが大切
 
4.何を言われても気にしないストレス耐性
なんだかんだ言って結局年上だ年下だ上司だ部下だと気にしないストレス耐性が大切
 
★ストレス耐性について
↓↓↓ 

hikarujinzai.hatenablog.com

  

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「年上の部下」も「年下の上司」とうまくやりたいのです。
うまくやるかどうかは「年下の上司」の腹ひとつです。
うまくやってねー!
 

 

 

 

 
★関連する過去のエントリー
あるべきリーダー像
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平社員から脱出するために
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会社を潰すマネージャー
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終わりだよん!
 

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 ★もうすぐ「土用の丑の日」
↓↓↓

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