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第154回日商簿記2級・3級解答速報予定!
※3級をどこよりも早く公開!
仕訳問題からスタート!
※ここもかなり早い!
日商簿記検定を受験したみなさん(受験予定のみなさん)
こんにちは!
いかがお過ごしですか?
※第156回日商簿記検定試験
2020年11月15日(日)です!
検定試験の出来はいかがでしたか?
・ガッツポーズですか?
・「ちっきしょー」ですか?
・合格点前後の得点で「微妙~~~」ですか?
いずれにしても本当にお疲れ様でした!
今日はそんな日商簿記検定を受検した方に、今後の流れについて少しアドバイスしたいと思います。
まず最初に「お前は何者なんだ?」と言われそうですので、私の簿記検定の関する実体験をその取得順に簡単に振り返ってみます。
私と日商簿記
◆簿記3級
合格 11月試験
約1ヶ月位の独学
※簿記3級の最短合格法はコチラ
↓↓↓
◆簿記2級
合格 翌年の2月試験
約3ヶ月資格スクール大栄(1級とのパックコース)へ通学
※簿記2級の最短合格法はコチラ
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◆簿記1級
不合格 同年6月試験
約4ヶ月資格スクール大栄(2級からの流れ)へ通学
※70%は取れていたがいわゆる「足切り」に引っかかり撃沈
2回目で合格 同年11月試験
約5ヶ月(トータル9ヶ月)資格の大原に通学
◆税理士試験科目合格:簿記論・財務諸表論
合格 翌年8月試験
約8ヶ月独学
※その後税理士試験は事実上断念、その言い訳
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こんな感じで簿記検定と向き合ってきました。
今は総務部で仕事をしていますが、その上でも簿記は本当に役に立っています。
簿記のスキルなしでは今の自分はないといっても過言ではありません。
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みなさんもこの簿記という資格を武器にして、今後様々なビジネスシーンで活躍なさることはまず間違いないでしょう。
くどいですが、素晴らしい資格をみなさんは志したのではないかと思います。
この記事でも書きましたが、簿記のスキルを身に付けることで、ビジネス界で生き残っていける(稼げる・元が取れる)ような気がします。
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そんな簿記検定を終えたみなさんが、このあと中短期的にどのように進んでいくべきなのかについてご紹介いたします。
合格確実の方も、不合格確実の方も、配点待ちの微妙な方も是非ご一読いただければ幸甚です。
目次
【1】日商簿記とは
◆簿記3級(勉強期間:1~2ヶ月)
3級では、簿記の基本となる知識を学習します。帳簿にお金の動きを記入するルール、月ごとに作られる試算表、1年間のもうけがわかる損益計算書、財産がどれだけあるかわかる貸借対照表の作り方などの知識です。実務で役立つ経理、会計の基礎知識が習得できますので、特に「お金」や「財務」の知識を得ようと考えている方の「はじめの一歩」としてぴったりの資格です。
【試験科目と試験時間】商業簿記120分
【合格基準】70%以上
【受験料】2,850円
◆簿記2級(勉強期間:3~4ヶ月)
2級では、工業簿記、商業簿記の専門的な知識を学ぶほか、原価計算や詳しい財務諸表、伝票整理、本支店会計、特殊仕訳帳などの知識を身につけることができます。ひとことで言うと企業で使える会計知識を身につけます。就職・転職でのアピール、起業の準備に役立ちます。簿記2級を足掛かりに、さらに上の資格である簿記1級や、税理士、公認会計士も目指せます。また、中小企業診断士やファイナンシャルプランナー(FP)などの関連資格でも、簿記2級程度の力があれば取得が比較的スムーズになると言われています。
【試験科目と試験時間】商業簿記/工業簿記120分
【合格基準】70%以上
【受験料】4,720円
◆簿記1級(勉強期間:5ヶ月以上)
1級は、簿記検定試験の最高峰で難易度もぐっと高くなります。大学で専門に学ぶ程度の商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算を習得し、財務諸表規則や企業会計に関する法規をふまえて、経営管理や経営分析ができるようになります。上場企業での取引を含め、最先端の会計知識が身に付きます。簿記のエキスパートとして、企業の管理職(リーダー)候補を目指す方にお薦めです。また1級の合格は、税理士の受験資格にもなります。
【試験科目と試験時間】商業簿記/会計学90分・工業簿記/原価計算90分
【合格基準】70%以上(ただし1科目ごとの得点は40点以上)
【受験料】7,850円
【2】解答速報(予想配点)・自己採点
日商簿記検定は公式な配点が公表されませんので、資格学校の解答速報と予想配点を参考にして自己採点することになります。
最も精度が高いといわれているのがTACと資格の大原ですので、必ず2社の解答速報と予想配点で自己採点してみてください。
自己採点を終えて...
・2社どちらの予想配点で自己採点して合格基準に達した方は(できれば多少余裕が欲しいところですが)ほぼ合格確実です。
おめでとうございます!今日はゆっくりお休みください。
そしてこの記事の上位資格へのステップアップのキャプチャーでもお読みください。
・2社どちらの予想配点で自己採点しても合格基準に達しなかった方は残念ながらほぼ今回は難しいかもしれません。
リベンジを期して、今日はゆっくりお休みください。本当にお疲れ様でした。
そして少し落ち着いたらこの記事の次回確実にリベンジのキャプチャーでもお読みください。
・2社どちらの予想配点で自己採点しても合格基準前後ギリギリになってしまう方は滅茶苦茶悶々・モヤモヤしてしまうと思いますが、「人事を尽くして天命を待つ」しかありませんので今日はゆっくりお休みください。お疲れ様でした。
今後各資格学校から配点や難易度等の情報がどんどんリリースされてきますので注目しましょう。
でも「覆水盆に返らず」ですし、予想はどこまでいっても予想ですのであまり翻弄されない方が精神衛生上は良いと思います。
【3】出題の意図・講評
日本商工会議所から「出題の意図・講評」が公表されていますので、必ず目を通して欲しい内容です。
次回リベンジする方も、上の級にチャレンジする方も必読です。
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【4】上位資格へステップアップ
◆3級から2級
2級の合格率は20ー50%前後で、3級に比べて格段に難易度が高くなります。また3級に比べて極端に範囲が広くなりますので、苦手分野を作らないことが大切です。
特に工業簿記が試験範囲に入ってきますので、慣れるまで苦労すると思います。工業簿記は全体像を体系的に頭に入るまでなかなか手応えが掴めない科目ですが、商業簿記とちょっと違った趣で、リフレッシュして取り組めるかもしれません。
3~4ヶ月位の勉強時間が必要と言われていますので2月の検定試験に間に合わせるように、また勉強のクセがついているうちに早めにスタートすることをおすすめします。2級までは個人的には独学でいけるのではないかと思います。
◆2級から1級
1級は税理士の簿記論・財務諸表論にも匹敵する(もしかするとより難しい)試験ですのである意味今までとは世界が違うと思っていただいて間違いないです。
世間からの知名度も高く、評価も上々ですので簿記を志した以上できれば合格したい検定です。
1級の最大の特徴は足切り制度があることです。私も1回目の受検でこの足切り泣きました。年によってまた問題によって難易度の差が激しいので多少「運が左右する」要素も否定できませんが、とにかく弱点を作らない、苦手分野(足切りに引っかかる分野)を作らないことが肝要です。
難易度によって傾斜配点(一定の合格者を確保する)もあると言われていますが、全科目40%以上得点できるような幅広い(しかも深い)勉強が要求されます。
◆公認会計士・税理士
この2つの難関資格に関しましては各資格学校がステップアップするためのエスカレーター(パック)をふんだんに用意していますので、私の方から詳しい解説は省略します。(挫折しましたし...)
興味のある方はTACや資格の大原のHP等をご覧いただければと思います。(多少氾濫しすぎていて目移りしてしまうと思いますが・・・)
公認会計士
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税理士
↓↓↓
TAC
↓↓↓
ステップアップセミナー/ガイダンス| 資格の学校TAC[タック]
資格の大原
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資格の大原−新宿校(簿記、税理士、公務員、社会保険労務士、中小企業診断士、宅建)
◆中小企業診断士
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中小企業診断士資格取得を目指す方に中小企業診断士試験のご案内です
【受験者数】
1次:13605名
2次:4394名
【合格率】
1次:17.7%
2次:19.2%
【受験料】
1次:13000円
2次:17200円
【試験日】
1次:8月上旬
2次:12月中旬
【申込期間】
1次:5月初旬から6月初旬
2次:8月下旬から9月中旬
【ポイント】
・なんといっても多くの受験者が苦しむ一次試験科目の「財務・会計」が簿記2級程度をマスターしておけばとても楽
・200万社以上ある中小企業の経営者の良きパートナー
・経営、業務コンサルティングの専門家としては唯一の国家資格
・企業内診断士としてそのスキルを発揮し企業のキーマンとして働ける
・業界に特化して専門性を高めていけばニーズは衰えを知らない
★こちらも是非おすすめ
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◆ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士
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【受験者数】
3級:学科21079名・実技(個人資産相談業務)11894名
2級:学科34230名・実技(個人資産相談業務)16461名
1級:学科5191名・実技716名
【合格率】
3級:学科55.8%・実技(個人資産相談業務)65.4%
2級:学科22.0%・実技(個人資産相談業務)48.5%
1級:学科13.1%・実技(個人資産相談業務)82.1%
【受験料】
3級:学科3000円・実技3000円
2級:学科4200円・実技4500円
1級:学科8900円・実技25000円
【試験日】
2・3級(学科・実技):5月中旬
1級(学科)・2・3級(学科・実技):9月初旬
1級(学科)・2・3級(学科・実技):1月下旬
1級(実技):6月上旬から中旬と2月上旬から中旬
【申込期間】
2・3級(学科・実技):3月初旬から3月下旬
1級(学科)・2・3級(学科・実技):7月初旬から7月下旬
1級(学科)・2・3級(学科・実技):11月初旬から11月下旬
1級(実技):4月上旬から4月中旬と11月中旬から12月上旬
【ポイント】
・FPの仕事は個人のライフプランに応じて経済的な側面から適切な提案をすること
・FPで活躍する場合にも不動産の資産運用は重要な武器のひとつ
・非常に汎用性が高く、簿記をはじめ税理士や社労士等との相性も抜群
・自分自身のライフプラン(将来設計)づくりの役にも立つ
・国家資格のFP技能士と国際ライセンスのCFP、AFPが共存する構造となっている
・金融業界や不動産業界では出世、昇進に必要不可欠となっている
★詳しくはこちら
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◆社労士
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【受験者数】
39972名
【合格率】
4.4%
【受験料】
9000円
【試験日】
8月下旬
【申込期間】
4月中旬から5月下旬
【ポイント】
★社労士試験についてはこちらの記事をご覧ください
↓↓↓
※こちらも社労士試験の情報満載です。
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◆行政書士
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【受験者数】
41053名
【合格率】
9.9%
【受験料】
7000円
【試験日】
11月初旬
【申込期間】
8月初旬から9月初旬
【ポイント】
・憲法、民法、行政法がキモで、一番宅建士と関連している民法は宅建士のちょい上程度のレベル
・記述式問題や一般教養問題も出題され対策が多少立てづらい一面を持つ
・恐怖の「一般知識足切り」が設定されていてこれで涙をのむケースも少なくない
・主な業務は官公庁に提出する書類の作成や申請代行
・簿記はじめ社労士やFP等とダブルライセンスを持つ人が多い
・不動産関係や相続、成年後見などの業務が今後の注目株
★行政書士試験の効率の良い勉強法
↓↓↓
★クリックしていただければ他の行政書士試験情報も見ることができます!
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◆宅建士
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一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 宅建試験のスケジュール
【受験者数】
198463名
【合格率】
15.4%
【受験料】
7000円
【試験日】
10月中旬
【申込期間】
7月(インターネット中旬締切、郵送下旬締切)
【ポイント】
★宅建士試験についてはこちらの記事をご覧ください
↓↓↓
★クリックしていただければ他の宅建士試験情報を見ることができます!
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◆貸金業務取扱主任者
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【受験者数】
10139名
【合格率】
30.5%
【受験料】
8500円
【試験日】
11月中旬
【申込期間】
7月初旬から9月初旬
【ポイント】
・貸金業者は事務所の規模に応じて貸金業務取扱主任者を必置しなければならない
・業界内で急速に取得を奨励している大注目、赤丸急上昇の国家資格
・貸金業務取扱主任者は貸金業従事者に適正な業務を実施させる役割を担っている
・消費者金融業界はもちろん、不動産を担保とする金融業者、クレジットカード会社、信販会社、リース会社などでも必置
★詳しくはこちら
↓↓↓
※出典:資格の大原
【5】次回確実にリベンジ
◆今回もし仮に不合格になってしまった方は、次回絶対に合格してください。
陰ながら応援しております。
検定(資格)試験の合格の秘訣は「自分の弱点の可視化」以外にはないと思っています。
是非次回に向けての対策は、いかにして「自分の弱点を見える化」できるかを意識して取り組んでみてください。
検定前に自分の弱点となっている論点が「どことどこ」かがわかっている時点でほぼ合格確実です。(それが多すぎると準備不足でしょうが...)
直前期はその弱点を何度も何度も繰り返し、弱点を潰すことだけに専念してください。
あと簿記はとにかくスピードが要求されます。そのためには問題演習をこなすしかありません。ちゃんと時間を計測しながら、問題演習を繰り返し、繰り返し1題でも多くこなすようにしてください。
また簿記検定試験は70%とれば合格できる絶対評価試験ではありますが、「他の人が正解する問題は自分も絶対に正解する(取りこぼさない)」ということが鉄則であることは間違いありません。とにかく弱点を作らないことが重要です。
もしよろしければ私の資格試験対策についての記事をご覧下さい。
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★もうひとつおすすめ記事
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◆また残念ながらもうこの試験からの撤退を決意した方も、みなさんのやってきた頑張りは決して無駄にはならないはずです。
自信を持って自分の決めた道をお進みください。
本当にお疲れ様でした。
【6】まとめ
以上が日商簿記検定の解答速報(予想配点)自己採点からの天国と地獄「上位資格へステップアップか?次回確実にリベンジか?」でした。
いかがだったでしょうか。
検定後の流れとして...
- 解答速報
- 予想配点
- 自己採点
- 試験の情報収集(配点や難易度等)
- ステップアップを目指し物色
- リベンジを期して準備開始
となります。
最後の締めくくりで簿記についてもう一言お話させていただきます。
簿記は何度も言いますが本当に素晴らしい資格(検定)でありスキルです。
今や経理部門だけではなくビジネスパーソンにとって必須のスキルとなっています。
簿記取得を推奨する企業は数限りなくあります。昇進昇格の要件になっていたり、資格手当の対象になっている企業は枚挙に暇がありません。
また公認会計士や税理士といった難易度は高いが社会的地位も高く、プライドの持てる、やりがいのある難関資格への登竜門でもあります。
不況や流行に左右されないので就職や転職、進学などにもとても有利に働いてくれます。
人気資格ゆえにテキストや資格学校の講座も選り取りみどりです。初心者から上級者までとても取り組みやすい環境が用意されているのです。
こんなひと粒で何粒も美味しい資格は他にありません。
是非この資格(検定)を取得したこと、勉強したことを誇りに感じ、そのスキルを思う存分今後の残りの人生に役立てていただければと思います。
ドイツの文豪ゲーテが、
「複式簿記は、人類最高の発明である」
といったことはあまりにも有名なお話です。
私も最後に言わせてください。
VIVA!簿記
こんな感じです...w
みなさんの今後の益々の御活躍を心よりお祈りしております。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
【参考】資格取得のための勉強時間目安
日商簿記3級. 50時間
シスアド初級.. 80時間
社会福祉士 150時間
日商簿記2級. 250時間
大学生の年間勉強時間* 268時間
宅建 350時間
年間通勤時間(首都圏)* 382時間
気象予報士 450時間
行政書士 600時間
TOEICスコア860. 700時間
日商簿記1級. 800時間
社会保険労務士.... 1000時間
浪人生の年間勉強時間* 1173時間
中小企業診断士.. 1300時間
1級建築士. 1500時間
日本人の年間労働時間* 1843時間
米国公認会計士.... 2000時間
海外MBA 3000時間
司法書士.. 4000時間
税理士... 5000時間
公認会計士.. 5000時間
弁理士 5000時間
法科大学院合格+
新司法試験合格 8000時間
『*』は平均値:学校の勉強を除く。残業を含む。
※出典
↓↓↓
資格難易度ランキング 勉強時間と取得偏差値|偏差値ランキング図書館
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