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宅建士試験を受験したみなさんこんにちは!
2019年の宅建士試験も無事終了し、各方面から出始めた合格ライン予想を見て一喜一憂しているところではないでしょうか。
★合格ライン予想まとめ
↓↓↓
そんなお祭り騒ぎも日が経つにつれ徐々に落ち着いてきます。
そこであちらこちらで聞くセリフが「次何受ける?」です。
宅建士試験を経験し、勉強が面白くなった方もいることでしょう。
また宅建士試験に首尾よく合格し、もっと欲が出てきた方もいるでしょう。
逆に不合格確実だけど、来年までまだ期間があるので、それまでに何か他の資格を取りたいと考えている方もいると思います。
そんな方々のために今日は宅建士試験後に狙う資格をタイプ別に2つづつおすすめしてみます。
残念ながら今年度は既に申込みが締め切られていて、来年度の受験になってしまうものも多いのですが、もしよろしければ参考にしてみてください。
(注)2019年10月19日現在
2019宅建士試験に...
見事合格した方にとっても、
残念ながら不合格だった方にとっても、
絶対に役に立つはずですので、宅建士とのダブルライセンスで、さらなるステップアップを実現してください。
それでは始めます。
※各試験の詳細は必ず公式サイトをご確認ください。
5つのタイプ
- 【1】とにかく人気の資格を取りたい
- 【2】短期間で取れる資格を取りたい
- 【3】不動産の知識を活かせる資格を取りたい
- 【4】民法の知識を活かせる資格を取りたい
- 【5】必置資格を取りたい
- 【参考】2019年度宅建士試験に関する記事
【1】とにかく人気の資格を取りたい
◉日商簿記3級
【受験資格】
なし
【まだ申し込みが間に合う次の試験日】
2020年2月下旬
【申込締切】
2020年1月下旬
※東京商工会議所(商工会議所により異なる)
【受験料】
2,850円
【試験日】
6月中旬・11月中旬
【ポイント】
・簿記とは企業の経営活動を数値化して帳簿にするスキルでビジネスパーソンには必須
・不動産業界においても経理業務は必要不可欠であることは言うまでもない
・1級から4級まであるが3級が実質的には第一ステップで、マネージャークラスは2級まで欲しい
・簿記は人によって向き不向きが顕著に表れコツをつかむまでピンと来ないかも
・貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)の構造と項目を押さえれば後はトントン拍子
・公認会計士、税理士といった税務会計のスペシャリストへの登竜門
【公式サイト】
【参考記事】
◉FP3級
【受験資格】
FP業務に従事している者、または従事しようとしている者
【まだ申し込みが間に合う次の試験日】
2020年1月下旬
【申込締切】
2019年12月初旬
【受験料】
学科:3,000円
実技:3,000円
【試験日】
5月・9月・翌年1月
【ポイント】
・宅建士試験の知識があればFPの試験科目の「不動産」はほぼ楽勝
・FPの仕事は個人のライフプランに応じて経済的な側面から適切な提案をすること
・FPで活躍する場合にも不動産の資産運用は重要な武器のひとつ
・非常に汎用性が高く、宅建士をはじめ税理士や社労士等との相性も抜群
・自分自身のライフプラン(将来設計)づくりの役にも立つ
・国家資格のFP技能士と国際ライセンスのCFP、AFPが共存する構造となっている
・金融業界や不動産業界では出世、昇進に必要不可欠となっている
【公式サイト】
【参考記事】
【2】短期間で取れる資格を取りたい
◉個人情報保護士認定試験
【受験資格】
なし
【まだ申し込みが間に合う次の試験日】
2018年12月中旬
【申込締切】
2018年11月初旬
【受験料】
10,000円(税抜)
【試験日】
6月・9月・12月・翌年3月
【ポイント】
・個人情報の取り扱いがマイナンバー制施行によりますますシビアに
・顧客情報漏洩などの不祥事を起こしてしまうと企業は大ダメージ
・個人情報を取り扱わない業界を探すほうが難しい
・個人情報の適切な管理や運用方法などの知識が身に付く
・法務やコンプライアンス担当者はもちろん管理職や一般社員も持っているば信頼感MAX
・資格試験で試験日が年4回もあるのは珍しい
【公式サイト】
【参考記事】
◉メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種
【受験資格】
なし
【まだ申し込みが間に合う次の試験日】
2020年3月中旬
【申込締切】
2020年2月初旬
【受験料】
6,600円
【試験日】
11月上旬・翌年3月の中旬
【ポイント】
・ストレスフルな今日においてメンタルヘルスケアに対する注目度は増す一方
・過重労働や人間関係などでメンタルの問題を抱えるビジネスマンは後を絶たない
・企業内でのメンタル不調の予防やメンタルヘルスに関する知識が学べる
・三段階にレベルが分かれていて難しい順にマスター、ラインケア、セルフケア
・マスター(1種)は人事労務や経営層向け、ラインケア(2種)は現場の管理職向け、セルフケア(3種)は自らの対策
・できれば管理職が自分も含め部下の心の不調に気づきアドバイスできるようになるための知識を学ぶ2種までは欲しい
【公式サイト】
【参考記事】
【3】不動産の知識を活かせる資格を取りたい
◉マンション管理士
【受験資格】
なし
【まだ申し込みが間に合う次の試験日】
来年度
【申込締切】
来年度
【受験料】
9,400円
【試験日】
11月下旬
【ポイント】
・宅建士試験と出題範囲が被っている部分が多く宅建士受験組はかなり有利
・マンション管理適正化法(平成13年施行)によって作られた比較的新しい資格
・マンションの運営管理や老朽化が進んだとき等に相談に応じるのが仕事
・マンション住民間のトラブルや管理会社と住民とのトラブルにも対応する
・マンション管理会社を筆頭に、不動産業界全般、ディベロッパー、ゼネコン等への就職・転職が有利になる
・不動産三冠資格のなかでは最も難関と言われていてその評価も高い
【公式サイト】
【参考記事】
◉管理業務主任者
【受験資格】
なし
【まだ申し込みが間に合う次の試験日】
来年度
【申込締切】
来年度
【受験料】
8,900円
【試験日】
12月上旬
【ポイント】
・試験科目が区分所有法、不動産登記法、民法、借地借家法その他多くの部分で宅建士と被っている
・マンション管理をしている不動産業者では「宅建士+管業主任者」は即戦力として優遇される
・管業主任者も業務を行う上で必須、必置の資格なので価値は高い
・宅建士、マンション管理士と併せて不動産三大資格を持てば一目置かれる
・「管理受託契約の重要事項の説明」をはじめとしてマンション管理のマネジメント業務全般を担う
・マンションは年々増加し、区分所有者の高齢化も進む中、重要性が高まる国家資格として評価が高い
【公式サイト】
【参考記事】
★おすすめ不動産関連資格
【4】民法の知識を活かせる資格を取りたい
◉ビジネス実務法務検定2級
【受験資格】
なし
【まだ申し込みが間に合う次の試験日】
2019年12月8日
【申込締切】
2018年10月25日(締切直前です!)
【受験料】
6,480円
【試験日】
4月下旬~5月下旬、9月下旬~10月下旬
【ポイント】
・債権の管理と回収等の民法の知識が出題範囲のそこそこのウエイトを占めてる
・企業人としての最低限のコンプライアンスや法律が体系的に学べる
・「契約の締結」など日常的なビジネスシーンに潜在しているリスクやトラブルを察知して未然に回避するための視点が身に付く
・社員教育のプログラムに組み込んでいる企業も増えてきている
・とっつきにくい法律の勉強も宅建士で経験済みなので苦手意識を感じない
・レベルは1級から3級まで分かれているが1級までは少々オーバースペックか(2級までで十分)
【公式サイト】
【参考記事】
◉行政書士
【受験資格】
なし
【まだ申し込みが間に合う次の試験日】
来年度
【申込締切】
来年度
【受験料】
7,000円
【試験日】
11月の第二日曜日
【ポイント】
・憲法、民法、行政法がキモで、一番宅建士と関連している民法は宅建士のちょい上程度のレベル
・記述式問題や一般教養問題も出題され対策が多少立てづらい一面を持つ
・恐怖の「足切り点」が設定されていてこれで涙をのむケースも少なくない
・主な業務は官公庁に提出する書類の作成や申請代行
・宅建士を筆頭に社労士やFP等とダブルライセンスを持つ人が多い
・不動産関係や相続、成年後見などの業務が今後の注目株
【公式サイト】
【参考記事】
【5】必置資格を取りたい
★必置資格について
↓↓↓
◉貸金業務取扱主任者
【受験資格】
なし
【まだ申し込みが間に合う次の試験日】
来年度
【申込締切】
来年度
【受験料】
8,500円
【試験日】
11月中旬
【ポイント】
・貸金業者は事務所の規模に応じて貸金業務取扱主任者を必置しなければならない
・業界内で急速に取得を奨励している大注目、赤丸急上昇の国家資格
・貸金業務取扱主任者は貸金業従事者に適正な業務を実施させる役割を担っている
・消費者金融業界はもちろん、不動産を担保とする金融業者、クレジットカード会社、信販会社、リース会社などでも必置
・宅建士試験で学んだ法律知識が重複しているので取り組みやすい
・宅建業法と貸金業法はほぼ同じような構造をしているので理解が進みやすい
【公式サイト】
【参考記事】
◉衛生管理者
【受験資格】
実務経験等
↓↓↓
【まだ申し込みが間に合う次の試験日】
随時
【申込締切】
随時
【受験料】
6,800円
【試験日】
毎月1~4回
【ポイント】
・常時50人以上の人が働く職場で必置のためニーズが確実
・安衛法に基づいた職場の労働衛生管理が業務
・第1種と第2種があり第2種は特定の業種に限定されてしまう
・人事部マターでもある社員の健康管理や職場の衛生管理は企業として最低限の責任
・社会保険労務士試験やメンタルヘルス・マネジメント検定試験と学習範囲が被る
・一年中いつでも受験できるのは狙い目
【公式サイト】
【参考記事】
以上が【宅建2019の次何受ける?】宅建士試験の次に狙う資格で迷っている人に捧ぐ!タイプ別おすすめダブルライセンスでした。
宅建士試験勉強でみなさんは勉強をする「クセ」というか「ペース」を掴んだと思いますので、その勢いに乗って、保有資格を一つ、二つと増やしてみてはいかがでしょうか。
きっと自分に自信がつくはずですので...
★次は衛生管理者!
「仕事として」第1種衛生管理者に確実に独学で一発合格するためのキモと勉強法
【参考】2019年度宅建士試験に関する記事
◎合格ラインまとめ
◎難易度に関する講評・コメントまとめ
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