牛カツ専門店京都「勝牛」
牛カツというワードの響きにはどこか高級感が漂います。
その引き換えと言ってはなんですが、トンカツと比較してあまり食べ応え(パンチ)がないようなイメージもあります。
どちらかというと大人や女性の食べる物とすら感じています。
そんな牛カツを最近チェーン展開しているのが今日ご紹介する牛カツ専門店京都「勝牛」さんです。
◎牛カツ専門店京都勝牛
↓↓↓
「京都発、和の牛カツ」
京都勝牛は京都の割烹をコンセプトに白木のカウンターから提供される牛カツが名物。
「60秒で揚がります。」牛カツは肉をミディアムレアに仕上げ、柔らかく肉を楽しむ調理法。勝牛の特徴は薄衣とわさび醤油で食べるスタイル。
油っこくなりすぎないようにパン粉を最小限まで細かく仕上げ、一口はわさび醤油で食べる。
牛肉の新たな定食の提案です。
牛肉の新たな美味しさ体験に皆様をお連れします。
京都:九条ネギ・赤だし味噌
牛肉:黒毛和牛ロース・サーロイン、US産ロース肉(ハネシタ)使用
米:国産米使用
「勝牛」さんは一際目立つ店頭を以前からちょいちょい見かけて気になっていましたので、今回満を持してお邪魔してみました。
そこで「特選牛ロースカツ膳」をいただいてきましたので、早速試食レビューさせていただきます。
屋号に「勝」が入っているので、試験を受ける前や、コンペの前や、競馬やパチンコに行く前なんかに縁起を担ぐのもよろしいのではないでしょうか。
今日お邪魔したのは新宿西口店。
(住所)東京都新宿区西新宿7−10−19 西新宿ビル1階
(営業時間)11:00〜23:00(22:30LO)
(定休日)なし
新宿駅西口より徒歩3分、小滝橋通りを大久保方面に向かって左側
都営大江戸線「新宿西口駅」D5出口の目の前です。
まっ白な大きな提灯が目立っていますのですぐにわかります。
『京都発、和の牛カツ。60秒で揚がります。』
という宣言通り、あっという間に出てきます。
旨味を最大限に凝縮するために高音で短時間でサッと揚げるそうです。
おそらく注文してから牛カツ膳が出てくるまで長めにみて4〜5分だったと思います。
当然中身はミディアムレアの桜色で上質なステーキのようなヴィジュアルです。
忙しい方やせっかちな方にとってはこのスピード感はgoodですね。
私が注文した「特選牛ロースカツ膳」が一番スタンダードなメニューです。
ちょっとダイエット中なので遠慮して一番小さい100gにしておきました。
スタンダードメニューとは言え豪華に3種類のタレと和風カレーつけ汁が付いています。
さらにプラス100円で「京玉」や「京とろろ」がつけられます。
「京玉」出汁のきいた半熟の玉子。カツをくぐらせて、カレーつけ汁に落としても◎。
「京とろろ」まろやかなとろろは優しい味わいで牛カツと相性抜群。京都伝統のみぶな漬けがアクセント。
試食レビュー
さあいよいよ「牛カツ」試食です!
自分で選んでおいてなんですが、100gの牛カツはパッと見「小せーな」って感じです。
この時点でやっちまった感(恐ろしいほどの後悔)に襲われました。
「もう少し大きいのにしておけば良かった・・・」
速攻で単品でもう100g追加しようかと思ったほどです。
牛肉のレアな赤色が実に目に鮮やかです。
衣は薄くキツネ色にサクッと揚がっています。
とんかつと違って肉のカットは薄めで食べやすそうです。
三種のタレです。
左からだし醤油、山椒塩、牛カツソースです。
付け合わせの定番キャベツです。
見た目通り新鮮で等身大のシャキウマですね。
麦ごはんです。
身体にも優しい食材で感謝です。
赤だしです。
ホッとするような日本人の心をすする感じです。
牛カツとキャベツとお皿がなんとも言えない素敵なバランスです。
貫禄というか高級感すら漂っています。
食べ方
テーブルに下の画像のようなラミネートされた食べ方が紹介されています。
基本的にはわさび醤油からスタートし、カレーつけ汁で〆るのがこちらの作法のようですね。
お店のコメント(ポリシー)も念のため載せておきます。
①わさび醤油
スタンダートはわさびをしっかり目につけて醤油でどうぞ
②山椒塩
③牛カツソース
④和風カレーつけ汁
贅沢に御飯にのせて締めくくるのが勝牛流
①わさび醤油
わさびで牛の旨味がグンと際立ちます。
牛肉がちゃんとしてるのがよくわかります。
②山椒塩
山椒は小粒でもピリリと辛いということが実感できます。
なるほど、牛カツがこうなりますか!
③牛カツソース
牛カツと相性抜群のサラッとしたソースです。
トンカツソースのように暴力的にカツを支配したりしません。
④和風カレーつけ汁
出汁のしっかり効いたあまり辛くないカレーです。
何につけてもなんとかしてくれるカレーマジック発動!
この4種類の食べ方を私の好みであえて順位付けすると、、、
- わさび醤油
- 牛カツソース
- 山椒塩
- 和風カレーつけ汁
参考まで。
でも平均的に安定して全部美味しいですよ。
さらに美味しく
牛カツソースやだし醤油はテーブルにセットされていてつけ放題です。
キャベツはドレッシングで食べても牛カツソースで食べても美味しいです。
アクセントに七味を振ってみました。
わさびと七味の共存共栄。
すりごまを振ってみました。
ごまのフレーバーでまろやかな牛カツソースがよりまろやかに。
お待ちかね!オンザライス‼︎
御飯進むわ〜やばいわ〜
半分残すと決めていたのですが、我を忘れて完食!反省!
和風カレーつけ汁が余ったので直感的にキャベツにかけてみました。
直感通りやはりうまい!
私の直感エライ!
キャベツはプラス50円で食べ放題になります。
そこそこのトンカツ屋さんは「キャベツ食べ放題」がスタンダードなので少し残念です。
牛カツの原価がやはり高いのでしょうか・・・?
ちゃんとした「牛カツ」ご馳走様でした。
予想を上回りとても美味しかったです。
確かにパンチはあまりないですが、上品にゆっくりと味わうべき一品です。
「特選黒毛和牛サーロインカツ膳」を次回は食べてみたいと思っています。
店長自らが「ちょっと高い」と言っちゃってますが・・
130gで2480円ですか…
確かに安くはないですね。
いかがだったでしょうか?
以上が【おすすめの牛カツ専門店京都「勝牛」】4種類の食べ方が美味しい!揚げもの界のニューウェーヴ「特選牛ロースカツ膳」試食レビューでした。
次回はもう少し大きいのをしっかりといただきたいと決意しました。
当然ですが、トンカツとは全く違う食べ物でした。
間違いなく揚げもの界のニューウェーヴになりそうです。
ステーキのような上質な風情はお酒(冷酒やワイン)にもよく合いそうです。
すっかり「勝牛」さんの常連になってしまいそうな気配です。
みなさんも是非一度お試しあれ。
関連記事
◎浅草の名代牛鍋「米久本店」
◎ミナミの極上ステーキハウス「久」
◎神ってる焼肉屋「スタミナ苑」