今日は箱根名物「湯葉丼」の店、直吉さんにお邪魔しました。
早川沿いで、箱根湯本駅から1号線を登りセブンイレブンの手前の路地を左に曲がるとすぐあります。
箱根水明館さんの隣です。
食べログの評価も高く、メディアでも良く取り上げられています。
◆お店の公式PR
汲み上げ湯葉を贅沢に使ったふわふわ熱々の湯葉丼
湯葉丼 直吉は、汲み上げ湯葉を使った料理が楽しめる和食料理店。昭和30年代の木造旅館をリニューアルした店内からは、箱根を流れる早川を眺めながら食事が楽しめる。料理に使われる湯葉は箱根・大平台の名水「姫の水」と良質な豆乳を組み合わせて作られた箱根角山の湯葉で、その食感はなめらかで味わい深い。看板メニューの「湯葉丼」(980円)は、出来立ての湯葉をシイタケ、三つ葉とともにかつお出汁のスープで煮込み、卵でとじたもの。土鍋仕立てなので最後まで熱々の状態で食べられる。他にも「湯葉そば」(1,100円)や「湯葉ぜんざい」(680円)などでも自慢の湯葉を味わえる。
◆交通手段
小田急線「箱根湯本駅」、箱根登山鉄道「箱根湯本駅」前の道路から川沿いに一本入って3分ほど歩いたところにあるお店
(箱根湯本駅から175m)
◆営業時間
11:00〜19:00(ラストオーダー18:00)
日曜営業
◆定休日
火曜日
◆席数
50席:完全禁煙
美味しそうな「湯葉丼」の置き看板がよく目立ちます。
雰囲気のある店構えですね。
温泉街の中心部にありながら隠れ家的な存在です。
お店の入り口です。
このおしゃれな暖簾の前に行列に並ぶための予約システムが置かれています。
来店時はそのシステムに入力して順番を取ってください。
私はお盆の日曜日にお邪魔したのですが、開店時間の11時にあっという間に満席になりました。
お店を出る12時半頃はおそらく20組以上待っていたのではないでしょうか?
本当に大繁盛店ですね。
予約はできないので、日曜・祭日等にチャレンジする方は10時45分くらいにお店に着いて、一回転目(20組くらいか?)に何が何でも滑り込むことをお勧めします。
行列必至の超人気店ですので、多少の労力は必要です。
お店の前には足湯もあります。
湯けむり・箱根っぽいですね。
店頭に置かれているメニューです。
湯葉丼中心のシンプルな構成で、名店の雰囲気をそこはかとなく醸し出しています。
もうワクワクしてきました。
席に着くとメニューが配られます。
内容は店頭のメニューとほぼ同じです。
基本は湯葉丼でそれに湯葉刺しや姫とうふ、小鉢をつけたセット、
さらに食前酒の梅ワインか豆乳ストレート、デザートををつけたセット、
のほぼ三択です。
大部分のお客さんが湯葉丼+湯葉刺しセットを注文していました。
私もそのセットにしました。
デザートを食べる方はデザート付きのセットが金額的にはお得ですね。
一品料理はあまり種類がなく、板わさ・げんこつ揚げが気になります。
次回は「げんこつ揚げ」を是非食べてみたいですね。
アルコールのメニューです。
地ビールがおすすめのようですので、私もまずはとりあえず湘南ビールのピルスナーを注文しました。
お箸とおしぼりのセットです。
箸袋がおしゃれですね。
ピルスナーが出てきました。
スッキリした味わいで、箱根と湯葉によく合います。
その後10分もしないうちに湯葉丼セットが登場!
湯葉を玉子でとじたお鍋が土鍋でグツグツ煮立って出てきます。
湯葉丼というネーミングですが、ご飯と鍋はセパレートされています。
美味しそうなカツオ出汁の香りが鼻から食欲を掻き立てます。
大平台の姫の水で作られた「姫とうふ」です。
醤油をかけなくても食べられるほど深くて濃ゆい味わいです。
生姜とネギがよく合います。
絶品!!!
「湯葉刺し」です。
わさびがポイントですね。
繊細で上品な大人の味わいです。
口の中に入れるとあっという間に溶けてしまいます。
これを冷酒で流すのも乙なものです。
「小鉢」の佃煮が実はめちゃくちゃうまいんです。
おそらく木耳やこんにゃくなどを甘辛く煮たものです。
湯葉丼のアクセントに最高です。
お土産でも売ってますので是非。
ご飯に湯葉丼をトロッとかけてみました。
薄味で食べやすく体に優しい味です。
二日酔い翌日のお昼ご飯には究極のメニューのひとつです。
ご飯は少し固めに炊かれていますので、湯葉&玉子のフワッ・トロッがよく絡みます。
佃煮も合わせてみました。
ご覧の通り言うまでもなく絶品です。
佃煮の歯触りと甘辛がなんとも言えません。
お子様ハッピーミールです。
錦糸玉子、かまぼこ、そぼろご飯にドリンクとプリンがつきます。
お子様連れでも安心ですね。
ビールの後はキリッと冷えた冷酒をいただきました。
「箱根山」はとても美味しいお酒です。
湯葉刺しにお酒は最強の組み合わせですので呑兵衛の方には超おすすめですよ(笑)
早川沿いの隠れ家的なお店は眺めも良く、静かで落ち着きます。
「箱根に来たんだなあ・・・」と実感できる空間です。
日帰り温泉と組み合わせたり、旅館で泊まった翌日のランチにバッチリです。
ここの湯葉丼はインパクトはありませんが、食べ重ねていくうち地味にクセになる味ですね。
きっと箱根といえば「直吉の湯葉丼」という方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
以上、箱根湯本の名店「湯葉丼・直吉」さんの食レポでした。