◎動画ではポイントも指摘!
◎出題予想動画も是非!
ただ今より2月24日(日)に行われます「第151回日商簿記検定試験3級」の第1問(仕訳問題)出題予想を行います。
ちょっとその前に、前回の第150回の仕訳問題出題予想ランキングの的中結果のご報告させていただきます。
第150回出題予想と的中結果
◾️第1問(20点)
出題予想『仕訳』➡︎5問中3問的中しました!
◎出題可能性の高い仕訳ベストテン
①売上戻り(返品)
②現金過不足の判明と雑損益処理
③前払金・前受金(内金・手付金)
④仕入諸掛り(運送費・発送費)
⑤給料の支払い(所得税の源泉徴収と社会保険料)
⑥所得税預り金(従業員分)の納付
⑦貸倒れと貸倒損失
⑧郵便切手(通信費)・収入印紙(租税公課)の購入
⑨備品の購入と付随費用
⑩仮払金(概算払いの精算)
1 固定資産の購入➡︎的中!
2 損益の振替➡︎不的中!
3 現金過不足➡︎的中!
4 改良と修繕➡︎不的中!
5 租税公課➡︎的中
※10個予想して5問中3問的中でした!
私と簿記
・日商簿記3級>合格:11月試験 約1ヶ月位の独学
・日商簿記2級>合格:3級の翌年2月試験 約3ヶ月資格スクール大栄(1級とのパックコース)へ通学
・日商簿記1級(1回目)>不合格:2級と同年6月試験 約4ヶ月資格スクール大栄(2級からの流れ)へ通学
※70%は取れていたが「足切り」に引っかかり撃沈
・日商簿記1級(2回目)>合格:2級と同年11月試験 約5ヶ月(トータル9ヶ月)資格の大原に通学
・税理士試験科目合格(簿記論・財務諸表論)>合格:1級の翌年8月試験 約8ヶ月独学
※ただその後の税理士試験は棚上げ中です(笑)
こんな感じで簿記と向き合ってきました。
今は企業の総務部で働いておりますが、簿記のスキルはとても役に立っています。
簿記のスキルなしでは今の自分はないといっても過言ではありません。
みなさんも簿記のスキルを身に付けることで、将来的にビジネス界で生き残っていける(稼げる・食える)はずです。
本試験の配点基準
次に日商簿記3級検定試験について少し触れておきます。
概ね以下の通りとなります。
第1問:20点
第2問:10点
第3問:30点
第4問:10点
第5問:30点
100点満点中70点以上で合格です。
配点の高い第1問、第3問、第5問を仮にパーフェクトで正解すると、それだけで合格ラインを超えます。
特に仕訳問題の第1問で得点を稼いで貯金を作る必要があります!
それではそろそろ第151回向け、第1問で狙われそうな仕訳ランキングを発表します!
1 売上戻り(返品)
得意先に販売した商品のうち60個(@1,200円)が品違いのため返品され、掛け代金から差し引くこととした。
(売上)72,000 (売掛金)72,000
2 前払金・前受金(内金・手付金)
○○商店から商品100,000円を仕入れ、代金のうち43,000円は同商店にあらかじめ支払っていた手付金を充当し、残額は小切手を振り出して支払った。
(仕入)100,000 (前払金)43,000
(当座預金)57,000
3 仕入諸掛り(運送費・発送費)
販売目的の中古自動車を1,200,000円で購入し、代金は後日支払うこととした。また、その引取運送費として10,000円を現金で支払った。なお、当店は自動車販売業を営んでいる。
(仕入)1,210,000 (買掛金)1,200,000
(現金)10,000
4 給料の支払い(所得税の源泉徴収と社会保険料)
当月分の従業員給料総額3,600,000円から社会保険料342,600円、および所得税157,500円を控除した残額を現金で支払った。
(給料)3,600,000 (社会保険料預り金)342,600
(所得税預り金)157,500
(現金)3,099,900
5 所得税預り金(従業員分)の納付
従業員の給料から源泉徴収しておいた所得税合計額2,000,000円を、銀行において納付書とともに現金で納付した。
(所得税預り金)2,000,000 (現金)2,000,000
6 債権償却取立益(貸倒れ処理済みの売掛金回収)
昨年度に得意先が倒産し、その際に売掛金1,000,000円の貸倒れ処理を行っていたが、本日、得意先の清算に伴い50,000円の分配を受け、同額が普通預金口座へ振り込まれた。
(普通預金)50,000 (償却債権取立益)50,000
7 収入印紙(租税公課)と郵便切手(通信費)の購入
領収証の発行や約束手形の振出しに用いる収入印紙5,000円と郵便切手1,000円をともに〇〇郵便局で購入し、代金は現金で支払った。
(租税公課)5,000 (現金)6,000
(通信費)1,000
8 固定資産の売却(期首売却、未収に要注意)
不要になった備品(取得原価400,000円、減価償却累計額300,000円、間接法で記帳)を期首に20,000円で売却し、代金は2週間後に受け取ることとした。
(備品減価償却累計額)300,000 (備品)400,000
(未収入金)20,000
(固定資産売却損)80,000
9 仮払金(概算払いの精算)
従業員の出張にあたり、旅費の概算額30,000円を支払っていたが、本日、帰宅したため旅費の精算を行い、残額1,500円を現金で受け取った。
(現金)1,500 (仮払金)30,000
(旅費交通費)28,500
10 決算仕訳(決算振替)
損益勘定の記録によると、当期の収益総額は3,780,000円で費用総額は2,986,000であった。この差額を資本金勘定へ振り替える。
(損益)794,000 (資本金)794,000
いかがだったでしょうか。
以上が、【第151回日商簿記3級仕訳問題出題予想】合否のカギを握る第1問で狙われそうな仕訳ランキング!
あくまで出題予想ですので、重要な仕訳を幅広く対策しておくことをおすすめ致します。
みなさんの合格を心よりお祈りしております。
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