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【第3回雇用編】2019年第51回社労士試験「選択式」補正(救済)可能性検証【TACデータ】

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2019年度社労士試験を受験したみなさんこんにちは!

いかがお過ごしですか?

・択一式46点以上、「傷なし」で合格確実ですか?

・択一式41点〜45点、「傷あり」でボーダーライン上ですか?

・それとも来年リベンジ確定ですか?

ボーダーライン上の方は、合格ラインが気になって仕方がない日々をお過ごしのことと思います。

特に選択式の救済待ちの方は、ご自身が3点に届かなかった科目が救済されるのかどうか早くはっきりさせて欲しいと思っている方が多いのではないでしょうか?

 

そこで当欄では、業界随一の利用者数を誇る「TAC」データリサーチ過去11年分のデータを使って科目別の選択式・救済確度の検証を今回からスタートします。

TACと本試験の数値のリンクの法則が各科目で異なるのではないかという仮説に基づき、全科目を科目毎に検証します。

その第三弾は「雇用」。

その「雇用」編に入る前に、ほぼ出揃ってきた業界の合格ライン予想トレンドを軽くまとめておきます。

収斂されつつある予想合格ラインは、

・選択式 26点前後

救済は「社一」は安全圏、ついで毎度お騒がせの「労一」あとは「健保」あたり

・択一式 43点前後

救済は唯一「常識、健保、国年」あたりが土俵際で踏ん張っている

といった感じになるのでしょうか。

 

前置きはこれくらいにして、お待ちかねの選択式救済の可能性検証に入ります。

ただこの検証は「当たるも八卦当たらぬも八卦」ですので、もし「雇用」の救済を待っていて、なんとなく嫌な予感がする方は遠慮なくスルーしてください。

 

近年「合格基準の考え方」が公開され、合格発表後に「科目得点状況表」が開示されるようになって以降、選択式の救済科目を予想するためには「得点分布データ」が欠かさないものとなりました。

当シリーズは、過去11年分の「TAC」の得点分布データと、「本試験」の実際の得点分布の相関(散布図)から、今年の「2点以下割合・1点以下割合」を導き出していきたいと考えております。

過去11年間の「TAC」&「本試験」データ(科目別)の散布図から導いた近似曲線上に今年の「TAC」得点分布データを代入し、今年の「本試験」の値を数学的に予測してみます。

その予測値に基づいて救済されるかどうか(2点以下割合50%・1点以下割合30%をクリアできるか)を機械的にジャッジしていきます。

それではそろそろ社労士試験・選択式の救済予想「雇用」編、始めます!

 

★2018年度は完璧にデータ分析しました!

www.hikarujinzai.com

 

目次▼

 

 

 

「雇用」過去11年2点以下・1点以下割合(TACデータ)

2008(2点以下)4.3%(1点以下)1.6%

2009(2点以下)2.8%(1点以下)0.6%

2010(2点以下)4.1%(1点以下)1.2%

2011(2点以下)8.0%(1点以下)3.3%

2012(2点以下)14.1%(1点以下)5.0%

2013(2点以下)21.7%(1点以下)10.9%

2014(2点以下)11.8%(1点以下)6.3%

2015(2点以下)11.0%(1点以下)3.6%

2016(2点以下)40.7%(1点以下)13.0%

2017(2点以下)14.7%(1点以下)5.3%

2018(2点以下)7.5%(1点以下)3.6%

 

 

「雇用」過去11年2点以下・1点以下割合(本試験開示データ)

2008(2点以下)29.6%(1点以下)12.6%

2009(2点以下)25.7%(1点以下)9.8%

2010(2点以下)28.6%(1点以下)12.7%

2011(2点以下)39.6%(1点以下)21.2%

2012(2点以下)52.3%(1点以下)29.1%

2013(2点以下)54.7%(1点以下)37.9% 救済

2014(2点以下)51.1%(1点以下)36.0% 救済

2015(2点以下)41.0%(1点以下)20.2% 

2016(2点以下)61.9%(1点以下)28.3% 

2017(2点以下)55.2%(1点以下)30.0% 救済

2018(2点以下)42.4%(1点以下)28.1%

 

 

(2点以下割合)散布図から導出した近似曲線

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※「雇用」過去11年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線

◎2019のTACデータ(2点以下割合)

雇用 3.1%

 

◎2019の本試験(2点以下割合)推定値

雇用 26.7%(引き下げ基準非該当)

 

 

(1点以下割合)散布図から導出した近似曲線

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 ※「雇用」過去11年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線

◎2019のTACデータ(1点以下割合)

雇用 0.6%

 

◎2019の本試験(1点以下割合)推定値

雇用 7.7%(引き下げ基準非該当)

 

いかがだったでしょうか?

以上 が【第3回雇用編】2019年第51回社労士試験「選択式」補正(救済)可能性検証【TACデータ】でした。

 

過去11年の「TAC」データからは「雇用」が救済される可能性はかなり低い...というに結果となりました。

 

今年の「雇用」は点数の引き下げはほぼ無さそうです。

「2点以下」26.7%、「1点以下」7.7%の推定値ではかなり厳しいです。

改めて今日の検証のまとめとして、「過去11年のTACデータから、2019年度の選択式「雇用」救済の可能性はほぼ無い!」とジャッジさせていただきます。

次回は同様の導出方法で「国年」を取り上げます。

 

 

 

最後に当ブログと資格スクールの合格ライン予想をまとめておきます。

参考にしてください。 

◉ひかる人財プロジェクト

※データに基づかない「肌感予想」とデータに基づくより精緻な「データ予想」の2パターン出させていただきますますので予めご理解ください。

<肌感予想>

◾️選択式

社一鉄板級

労一五分五分

◾️択一式

42点と43点五分五分

 

<データ予想>

◾️選択式

労安 引き下げなし

労災 引き下げなし

雇用 引き下げなし

労一

社一

健保

厚年

国年

◾️択一式

44点と43点が五分五分も超僅差で44点

 

◉辰巳法律研究所

■選択式

27点

救済:社一

■択一式 

43点

救済:健保

 

◉ユーキャン

■選択式

25点前後

救済:社一は2点への引き下げ濃厚、労一は可能性低いか

■択一式 

42点前後

救済:なし(国年・健保が気になる)

 

◉TAC

■選択式

26点⇒27点に変更

社一・労一が候補(両方有るかもしれないし無いかもしれない)

■択一式 

43点有力、44点の可能性も有り

 

◉安全衛生普及センター

■選択式

24~26点

救済:社一確実、労一3割程度の確率

■択一式 

42~44点

救済:常識、健保に可能性もそれほど高くない

 

◉フェニックスアカデミー

■選択式

23~25点

救済:労一・社一

■択一式 

43~45点

救済:常識

 

◉クレアール

■選択式

救済:社一

■択一式 

43点(又は44点)

 

◉山川予備校

■選択式

25点

救済:社一

■択一式 

44点(肌感覚では43点)

 

◉資格の大原

■選択式

26点

救済:社一

■択一式 

43点

 

◉LEC

■選択式

25点

社一は2点補正の可能性高い

労一は相当苦しい

■択一式 

43点

補正科目なし

 

◉資格スクール大栄

■選択式

25〜26点

■択一式 

45点

(45点より上がることはあっても下がる可能性は低い)

 

◉アガルート

■選択式

24〜26点

救済:社一、労一

■択一式 

41〜43点 

微力ですがみなさんの合格を心よりお祈りしております。

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