ひかる人財プロジェクト

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平凡なサラリーマン(しかも総務系)の私が社労士起業を思い立って意識し始めている12のこと

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私はもうかれこれ20年以上ごくごく平凡なサラリーマンをやっている。

 

しかもその20年間は会計事務所と中小企業の総務部という総務系というかバリバリの裏方で、どちらかというとあまりスリルのない日々を過ごしているサラリーマンである。そんな総務系のサラリーマンである私が、長い人生の中で誰しも何度かおとずれる甘いささやきというか、何かの巡り合わせで社労士起業を思い立ってしまい、人生の後半戦でなんとかもうひとはな咲かせたいと考えているというのは、客観的にというか第三者から見ると、非常にリスキーなんじゃないの?でも他人事なんでちょっと面白そうじゃん、見届けて損はないんじゃない、と思われてしまうような愚行なんだと思う。

 

そんな愚行ともいえる、この年齢で脱サラして社労士で起業するというなんと険しい坂道のスタートラインに足をかけ、明らかに自分の意識が変わりつつあることがいくつかでてきたので、その変わりつつある意識をこのブログでこの時期この段階で書き残しておきたいと思っている。

 

この手のブログは、成功してからは何とでも言えるし説得力も勝手に後付けされるので、私が成功したときは今日の記事はあまり意味を持たないかもしれないが、逆に私が失敗すれば今後起業しようとする人の参考になるというか、あんたほんとに馬鹿だな、みたいな反面教師になれるかもしれないので渾身のパワーで書いてみる。

 

何年後かにこのブログを見返して、どのような精神状態で読むことになるかは現時点では予測することはできるわけないし、見返している光景を怖くて想像したくもないが、人間の運命なんて生まれた時に決まってるんだろうなとか、人間の運命は思考と行動でいつからでもいくらでも変えられるんだよ、みたいに未来へのアプローチを振り子のように両極端に振り続けながら、今日はバラバラと無秩序に書きなぐってみたいと思っている。だって少なくとも現時点では成功するか失敗するかなんてだれひとり知る由もないのだから。

 

今日無秩序に挙げていくことはなんとなく、初心忘るべからず、的なものもあれば、危険の兆候というか早くも破滅の序章、的なものも含まれていると感じている。

それは現時点で未熟で経験の乏しい私が宣っていることなので悪しからずお許しいただきたい。

それではそろそろはじめましょう。

 

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1.マーケティングが気になるというかオモシロイ

私は学生時代にアルバイトでサービス業を経験し、そのまま約10年間死に物狂いでそのサービス業を続けたのだが、その当時は今思い出しても輝いていたというかやりきった感があり、全力疾走、完全燃焼したと言えるそんな時期を経て、以来マーケティングというか営業という最も神聖な行為を封印してきた。その後会計事務所を経て今の総務系サラリーマンへと職歴を重ねたのだが、自分の営業魂みたいなものからあえて遠い職業を意識的に選んできたような気がしないでもない。その反動なのか最近の私は、マーケティングに関する書籍を読み漁り、もし起業したらこんなDMを出したいなとか、こんなチラシを撒いてみたいなとか、こんな提案をクライアントにしてみたいなとか考えることが楽しくて仕方ない。これは総務系サラリーマンだった数ヶ月前までは皆無だった意識であることは間違いないと感じる。

 

2.つながることがたいせつなことだと切実に感じる

今までの私はどちらかというと自分だけでなんでもできると思って、結局何もできないタイプだったような気がする。でも最近つながるということをたいせつにしなきゃいけないなあというか、つながらないと今後は生き残っていけないんじゃないの、みたいな危機感を感じてしまう。つながることとは、お互いのいいところを持ち寄って、お互いをたかめ合い、相乗効果をもって結びつくことなのだと思う。あのソフトバンクの孫社長も同志的結合を長期的なビジョンの柱に据えている。孫さんに影響されたわけではないが、近い将来、つながる、ということが重要なキーワードに絶対になってくると感じる。これは総務系サラリーマンだった数ヶ月前までは皆無だった意識であることは間違いないと感じる。

 

3.起業に関することを24時間考えてるというか頭から離れない

文字通り、24時間起業に関することが頭から離れない。極端に言えば夢の中でも考えているような気がしないでもない。平気で朝3時とかに目覚めてしまい、色々とアイデアをパソコンやノートに書き残したりすることが結構よくある。歩いているときやお風呂やトイレの中ではもちろん起業に関すること考えてるし、あまり褒められたことではないが仕事中も考えてしまっていることがよくある気がする。今の会社で何かあるともし私が経営者だったらどう決断しただろうとかいちいち考えてしまう。世の中の経営者はみんなこんな感じで仕事のことが頭から離れないんだろうか?今からやりすぎても先は長いのだから息切れしないようにしないといけないなあとかまで考えたりしている。これは総務系サラリーマンだった数ヶ月前までは皆無だった意識であることは間違いないと感じる。

 

4.いま起業しないともうチャンスは二度とないと焦ってしまう

私は開業したらやろうとしているビジネスモデルに自信というか確信に近いものを持っている。それはまだあまり先人がやっていないことであり、かといって全く誰も真似のできないものでもないので全然安心なんかできないことだとちゃんと理解している。だからこそこのチャンスを逃したくないし、何年後かにあの時やっておけば時代の先駆者になれたのにみたいな後悔だけはしたくないと思っている。早く自分のアイデアを試してみたいし、試したらどんなことが起こるのだろうかと考えると興奮して夜も眠れないことがある。チャンスは二度とこないというのはいささか大袈裟だとは思うが、手応えありありのこのチャンスは逃したくないのはわかっていただけるでしょ?これは総務系サラリーマンだった数ヶ月前までは皆無だった意識であることは間違いないと感じる。

 

5.やりたいことが多すぎて時間が全く足りない

究極の大富豪が一番欲しいものは時間だというのが私のような庶民でもちょっとだけわかる気がする。時間というものは本当に貴重でかつ儚いものだ。ブログも書きたいし、本も読みたいし、起業後のビジネスモデルも構築したいし、HPも立ち上げたいし、チラシやDMもつくりたいし、人並に趣味も楽しみたいし、酒も飲みたいし、睡眠もとりたい。そして何よりも家族と過ごす時間を充実させたい。もちろんサラリーマンなのだから現在の職も全うしなければならない。サラリーマンも奥が深いしやりがいなんていくらでも見つけられるんだよね。でもやっぱり起業したいと思ってしまったんだから本当に困ってしまう。これは総務系サラリーマンだった数ヶ月前までは皆無だった意識であることは間違いないと感じる。

 

6.外見をできるだけ良くしたいとないものねだりしてしまう

起業するということは、社労士のような業界ではしばらくは自分自身が商品になることは避けられないのだと思う。だとすると商品の外見というかフォルムとかスペックを高めていかなければ戦えないのは当然のことだと思う。それなりに清潔にするとかと爽やかに見せるというレベルではなく、インパクトのある好感を積極的に能動的に勝ち取るくらいのレベルの外見が必要なんだと思っている。では何をしなければならないか?まずは痩せなくちゃ。シャープにならなくちゃ。自分という商品の商品価値を高めないで売り込みなんか上手くいくわけないし売れるわけないとわかっている。これは総務系サラリーマンだった数ヶ月前までは皆無だった意識であることは間違いないと感じる。

 

7.コンセプトとかポリシーみたいなものを固めようとしてしまう

起業するうえでやっぱりコンセプトとかポリシーみたいなもの考えそして固めようとしていくものなんだなあと我ながら感心している。このブログのタイトルのひかる人財プロジェクトもまさしく一番大切にしているコンセプトだし、サブタイトルのつながることをたいせつにするもポリシーといえばポリシーと言えなくもない。これもぽっと出てくるものではなく、色々と考えて試行錯誤しているうちに淘汰され洗練されてきたもののような気がする。そこまで上等なものでもないのでちょっと偉そうですよね。でも冒頭に書いたように初心を忘れないように、つながることをたいせつにして、自らがひかる人財になれるよう、またひかる人財を創れるように事業を運営していきたいと真摯に考えている。これは総務系サラリーマンだった数ヶ月前までは皆無だった意識であることは間違いないと感じる。

 

8.残り年数を数えていた人生が今からまだまだと思えてしまう

正直何年か前まで自分の人生残りあと何年で、定年まであと何年で、上の子が大学卒業するまであと何年で、下の子がお嫁に行くまであと何年で、それで親の役目も終わり、妻と数年ゴルフでもやって温泉でも浸かって余生を楽しみ、静かに旅立とうみたいなことを考えていたし、そう考えるしかなかった。でも今は明らかに考え方が180°違ってきた。私の人生は今からはじまると思っている。人生終わりなんて考えたくもない。全力疾走で行けるところまで行きたいという青臭い闘志に漲っている。青臭いよほんと、我ながらこの先どうなってしまうのか全く読めない。これは総務系サラリーマンだった数ヶ月前までは皆無だった意識であることは間違いないと感じる。

 

9.単なる偶然とは思えない偶然がしばしば起こる

たまに成功の法則を書いた本などでも見かけるのだが、何この偶然?みたいなことがちょこちょこ起こり始めた。たまたま間違えて録画したテレビ番組にとてつもなく影響されたりだとか、以前間違えてアマゾンで購入した本をたまたま読んでみると今の自分に刺さりまくってしまっただとか、今通っている開業塾のメンバーがもしかしたらとんでもなく素晴しい人達で、ある意味奇跡のような出会いになるのではないかという予感がしたりだとか、世間の流れが起業するうえで悪くない環境を勝手に作ってくれているだとか、この3年間でほぼ予定通り幸運にも、ホント幸運だけで資格が取得できたとかである。ついていると本当に思うし、何か運命的な逆らうことのできない流れを感じずにはいられない。これは総務系サラリーマンだった数ヶ月前までは皆無だった意識であることは間違いないと感じる。

 

10.失敗するなんてありえないみたいな思い上がりに注意する

ここまで書き進んできて、またここまで読んでいただいて自分でも鼻につくので、このブログにムカついている方も少なくないと思う。ちょっと思い上がってるのが自分でもわかるくらいに思い上がってると思う。世の中そんなに甘くないし、そもそも私なんか中途半端で度量は狭いし、気の小さい弱い人間なんだと思う。でなければもっともっと早い段階で花開いてたと思うし、今ごろチマチマとこんなブログを書いているはずもない。そんな私は身の程をわきまえて進めていかないときっと大きな落とし穴にいとも簡単にズボッと落ちることだろう。この年齢で失敗は許されないのだから奢ることなく、ひとつひとつ結局は泥臭いことをやっていくしかないと肝に銘じなければならない。これは多分究極に重要なことだと思う。今こそ稲穂のように垂れなければならないのだと思う。これは総務系サラリーマンだった数ヶ月前までは皆無だった意識であることは間違いないと感じる。

 

11.批判・侮辱・反対意見も甘んじて受けなきゃなあと思う

鼻につくような行動をすれば批判は当然のようにある。またこんなブログなんか書いていれば侮辱を受けてしかるべしだと思う。また自分が100%正しいことなどありえないのでいろんなところから反対意見も出てくるに違いない。ここで心が折れたり、切れたり、聞く耳を持たなかったりするのは、ある程度は仕方ないしそうなってしまうと思うけど、できる限り冷静に対処していくのが正解なんだと思う。というか、逆に自らを省みて真摯に受け止めるべきなんだと思う。なかなかできることではないと思うし、自分もまったく自信はないが、批判とか反対意見に真実があったりもすることをあたりまえに享受できる精神状態でいられればかっこいいなと思う。でも難しいだろうなあ。これは総務系サラリーマンだった数ヶ月前までは皆無だった意識であることは間違いないと感じる。

 

12.モチベーションが上がれば上がるほど何かを失っているような気がする

実はこれが一番切実に感じていることでもある。自分のモチベーションは自分でもびっくりするくらい上がっているし、しばらく冷めそうにもない。構想も贔屓目に見ても悪くないと思えるし、客観的にほめられたりすることもたまにある。でもそんな状況で自分のモチベーションが上がれば上がるほど、何か喪失感を感じざるを得ない。何を喪失しているのかは明確にはなっていないが、今の会社で蓄積してきたもの、自分の健康、家族とのふれあい、親友との友情あたりなのかもしれない。できれば円満退社したいし、お金も稼ぎたいし、家族とも触れ合いたいし、友人ともより深く友情を深めたいのは当たり前なんだけど、起業が成功すればそのすべてもうまくいくのだろうか?とても不安である。

 

繰り返すけどこれが一番感じてるというか、超心配してることです。

まだ何も始まってもいないし、成功したわけでもないのでなんかとてもだらしないけれど、自制の意味も込めて最後にこのことを強調して今日のブログを締めくくりたいと思う。

 

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