10月に迫った宅建士試験を受験予定のみなさん!
いかがお過ごしですか?
宅建士の試験勉強の調子はいかがでしょうか?
もしかしてまだ勉強を始めていない方もいるのではないですか?
そんな方のためにも...
以前この記事で宅建士試験の勉強法をご紹介したところ多くの方に読んでいただきましたので、さらに直前期となり「短期間で一発合格した私の勉強法」をリアルにご紹介したいと思います。
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下記のスケジュールにあります通り2018年度の宅建士試験は10月21日(日)です。今日時点で残り8週間(2ヶ月弱)あります。この短期間で合格するための勉強法をご紹介します。
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私は下の記事でも書きましたが、きんざいFP1級の試験を2014年9月8日に受験し、その翌日から宅建の勉強をスタートし2014年10月20日(日)の試験を受験し無事一発合格しました。
勉強期間は実質40日ですが、行政書士試験を経験済みでしたので宅建士の受験科目のひとつである民法の勉強は非常に楽でした。そのことを加味したとしても(民法を初めて勉強する人でも)宅建士は2ヶ月あれば必ず合格ラインに達する資格です。
(宅建士試験の難易度は巷間色々と言われているので何とも言えませんが、参考までに私はこの勉強法で32点の合格ラインに対して36点で合格しました。)
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ここでは具体的に私がやった勉強法を当時のままできるだけ再現します。今日現在約8週間(54日前)ですので50日間モデルでスケジュールをつくってみます。宅建士に合格するために必要な勉強時間は一般的に100時間~300時間と言われています。
私はその中間の150時間(1日3時間)くらいで充分合格できると思っていますので、みなさんは1日3時間の勉強時間を想定(確保)してください。
3時間のイメージは一般的には朝1時間、夜1時間、スキマ(通勤や昼休み)1時間くらいです。(個人差がありますのでこの辺はお任せします。)
本試験までの残日数が少なければ少ないほどこの1日の勉強時間が無論多くなりますので調整してスケジューリングしてみてください。
(残日数が30日であれば150時間÷30日=5時間/1日となります。)
目次
1.インプット
まず基本テキストの選定です。私は下記の2冊のどちらかが良いと思います。
じっくりと読み込むのが苦手の方は上、得意な方は下をおすすめします。
この基本書を最初の30日で2周精読してください。
ページ数か単元数を30で割って2倍した数が毎日のノルマです。
例えば私は上の「スマホで宅建」を選択したのですが、このテキストは100単元あるので100を30で割って2倍すると6.6666・・・となり1日7単元やれば約30日で2周できることになります。この最初の30日が一番きついですがとにかくマシーンのように頑張って読んでください。ここで大事なことは少々わからないことがあってもハマらないことです。とにかく読み進めてください。全体を読めば細部がなんとなくわかってきますし、2周目は劇的に頭に入ってきますので安心してください。
◆ダイヤモンド社

通勤・通学時間でうかる! スマホで宅建 平成26年度版---iPod、 パソコン、タブレットPCでも視聴できる (音声学習講座シリーズ)
- 作者: 松本佳也
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/03/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これは無料で音声がダウンロード出来るのが最大のメリットです。
スキマ時間にスマホで音声講座を聞きながら読み進めていけます。
◆TAC
★2017年度版

わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト 2018年度 (わかって合格る宅建士シリーズ)
- 作者: 木曽計行,TAC宅建士講座
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2017/12/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これはTACのテキストだけあってなかなかのボリュームで出題範囲はほぼ網羅されている感じがします。
読むのが苦にならない方や業界で働いている方や行政書士などの関連資格を勉強したことがある方におすすめする少々レベルの高い基本書です。
2.アウトプット(一問一答式)
アウトプットは一問一答式と多肢選択式(本試験仕様)があり、初期は一問一答式を使用します。
おすすめは下記の2冊ですが、「1.インプット」でTACを選んだ方はここもTACをおすすめします。単元が連動してますので並行してやりやすいと思います。因みに私はLECのものが重要ポイントの音声がダウンローででき、サイズも手ごろでしたのでチョイスしました。
この一問一答式をできれば最初の30日で3周したいところです。
これも問題数を30で割って3倍したものが1日のノルマになります。たとえばLECのものですと555を30で割って3倍すると55.5問となります。結構な数ですが、スキマ時間もフルに使ってやりきってください。ただ「1.インプット」の1週目のときはアウトプットが先行するケースがもしかすると出てくると思いますがさすがに基本書を1周もしていないところはやる必要はありません。最低限基本書で1回は読んだところまででストップしてください。(若干うしろにしわ寄せがいくことになりますが...)
TACであれば基本テキストと問題集を単元で連動させて並行させるのがベストです。
(私がもう一度受験するとしたらTACで揃えると思います。)
当然ですができなかった問題は必ずㇾ点をつけておいてください。これが後々超重要になってきます。※1
◆TAC
★2018年度版

わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600 2018年度 (わかって合格る宅建士シリーズ)
- 作者: TAC宅建士講座,木曽計行,藤沢正樹,吉田佳史
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2018/01/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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◆LEC

2018年版 出る順宅建士 重要ポイント555 【法改正対応】 (出る順宅建士シリーズ)
- 作者: 東京リーガルマインド LEC総合研究所宅建士試験部
- 出版社/メーカー: 東京リーガルマインド
- 発売日: 2018/04/29
- メディア: 単行本
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3.アウトプット(多肢選択式)
これは「1.インプット」の基本書を読み終わった31日目から10日間(40日目まで)で2周してください。
1日の勉強時間の大部分がこの多肢選択式(本試験仕様)に費やしてください。「2.アウトプット(一問一答式)」も3周も終わっているはずですのでそこそこ解けるはずです。これも問題数を10で割って2倍した数字がノルマになります。1日のノルマが相当な数になるはずですが、ここが踏ん張りどころです。もう合格は目の前ですので絶対にくじけないでください。
そして最も重要なことは間違った選択肢と正解の選択肢を両方チェックしておいてください。これも直前期に使います。※2
★2018年度版

わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス) 2018年度 (わかって合格る宅建士シリーズ)
- 作者: TAC宅建士講座,都丸正弘
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2018/01/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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4.模擬試験
TACは10月初旬にありますができれば参加してください。WEBでも受験できますが是非会場受験でチャレンジしてみてください。ただ1社で充分です。
大原やLECのものでもまったく問題ないですが、本番の雰囲気や制限時間の感覚が経験できますし、現状の自分の実力が把握できますので1社は受験してみてください。金額もTACで3500円とそれほど高くないですし、おまけ特典も盛りだくさんですので損はしないはずです。当然私も受けました。
またここでも間違えた問題は間違えた選択肢と正しい選択肢両方チェックしておいてください。※3
◆TAC 3500円
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全国公開模試|宅建| 資格の学校TAC[タック]| 資格の学校TAC[タック]
◆LEC 0円模試 他
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◆資格の大原 2000円
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5.直前期
本試験の過去問5年分を2回づつちゃんと時間を計ってやってみてください。
もうこのころにはかなり実力がついていますので時間もそれほど掛からないはずです。過去問は下記サイトで無料で入手できますのでPDFをプリントアウトして本試験さながらに真剣にトライしてみてください。
ここでも間違えた問題は間違えて選んだ選択肢と正解の選択肢の両方わかるようにしておいてください。※4
解答解説はいろんなサイトで見ることができますし、「3.アウトプット(多肢選択式)」で紹介したTACの問題集の解答解説を参照することもできます。「過去10年分くらいやるべき」という声もありますが私は過去5年で十分だと思います。
◆過去3年分の過去問
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◆それより前の過去問
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◆直前講座(余裕があれば)
私は本試験3日前位にこの参考書とこれに連動したTACのWEB講座を受講しました。なんとなく気休めにはなったような気がします。(ズバズバ的中したような記憶はあまりありませんが...)余裕がある方はやってみてください。
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宅建士 出るとこ予想 合格(うか)るチェックシート 2018年度
- 作者: TAC宅建士講座,木曽計行
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2018/07/21
- メディア: 大型本
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上記参考書に連動したTACの直前WEB講座はこちら
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6.クライマックス(総仕上げ)
最後のアウトプットとなる過去問をやり終えた段階でもう合格ラインに充分達していると思いますがダメ押しします。
ここまで赤字で強調した※1一問一答式※2多肢選択式※3公開模試※4過去問でチェックしている1回でも間違えた問題を再度もう一度解いてください。そしてこの段階でもできなかった問題だけをピックアップしてその問題と解答解説をエクセルに転記してください。
おそらく50肢も残らないはずです。
この50肢があなたの「弱点の見える化」なのです。
これを本試験直前まで何回も何回も何回も解くのです。
これであとは合格発表を待つのみです。
《まとめ》
【初日から30日】
インプット(基本書を2周)
アウトプット(一問一答式を3周)
【31日から40日】
アウトプット(多肢選択式を2周)
【このへんで】
専門学校の公開模試(1社で充分)
【41日から47日】
過去問(本試験)5年分(2周)
【48から50日】
弱点の見える化
それではみなさんの合格を心よりお祈りしております。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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