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日商簿記2級を勉強しているみなさんこんにちは!
いかがお過ごしですか?
次回本試験日は 149回 2018年6月10日(日)です!
今日この記事を書いている時点で本試験日まで約2ヶ月前(前回試験の合格発表日)ですので、そろそろ本腰を入れて勉強に取り組みたいタイミングではないでしょうか。
そんな方々の役に立つように、今日は「日商簿記2級」に効果的な勉強時間でしかも独学で確実に合格する究極の勉強法(必勝法)について紹介します。
目次
- 解答速報情報
- 最初に
- 【1】日商簿記2級とは
- 【2】日商簿記2級の出題範囲改訂
- 【3】スケジュール
- 【4】基本テキスト・基本問題集
- 【5】過去問題集
- 【6】予想問題集
- 【7】直前仕上げ
- 【8】出題傾向と配点・得点の目安
- 最後の追い込み
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最初に
その前に、簿記について簡単に触れておきます。
簿記とは、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記帳して、経営成績と財政状態を明らかにするスキルです。簿記を理解することによって、経理事務に必要な会計知識だけではなく、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力が身につきます。
また、ビジネスの最もたいせつな意識とも言える「コスト意識」が身につきますので、コストを常に意識しながら仕事ができるとともに、取引先の経営状況を数字的に把握できますので、経理担当者だけではなく、営業マンやバイヤー等にとっても仕事をする上で大いに役立ちます。
さらに、公認会計士や税理士等にステップアップを考えている方々にも必須の資格といえますし、現在多くの企業が社員に対して簿記検定の資格取得を奨励しているほか、大学や短大の推薦入試、単位認定の基準に採用されていることなどから、年間で約60万人の方々が受験する大人気のマンモス資格として社会的に高い信頼と評価を得ています。
私も実際今の会社で、若手社員に簿記の取得を声高らかに奨励しています。(最低3級)
どんなポジションに立っても、どんな部署に配属になっても、企業人(ビジネスパーソン)にとって簿記は絶対に取っておいて損のない資格であると確信しています。
※因みに私の今の仕事に役に立っている資格についての記事はこちら
↓↓↓
今の平凡な総務部の仕事にリアルに役に立っている資格ランキング - ひかる人財プロジェクト
また難解と思われている「簿記の仕組みは下記の5つのルールに集約される」ということを是非強く意識しておいてください。
すべては、各勘定が「増加したのか、減少したのか」を考えるだけのシンプルな仕組みなのです。その勘定の増減のルールだけを覚えておくだけで、たちまち簿記が単純明快なものに見えてくるはずです。
◆簿記の5つのルール
(1)資産・・・増加したら借方(左側)記入、減少したら貸方(右側)記入
(2)負債・・・減少したら借方(左側)記入、増加したら貸方(右側)記入
(3)純資産・・減少したら借方(左側)記入、増加したら貸方(右側)記入
(4)収益・・・減少したら借方(左側)記入、増加したら貸方(右側)記入
(5)費用・・・増加したら借方(左側)記入、減少したら貸方(右側)記入
◎借方(左側)科目=資産と費用
◎貸方(右側)科目=負債と純資産と収益
前置きはこれくらいにして、そろそろ本題に入ります。
【1】日商簿記2級とは
◆試験科目
試験科目 | 試験時間 | 合格基準 |
---|---|---|
商業簿記 工業簿記 (初歩的な原価計算を含む)5題以内 |
120分 | 70%以上 |
「商業簿記」は、購買活動や販売活動など、企業外部との取引を記録・計算 する技能で、企業を取り巻く関係者(経営管理者・取引先・出資者等)に対し、適切、かつ正確な報告(決算書作成)を行うためのものです。
「工業簿記」は、企業内部での部門別や製品別の材料・燃料・人力などの資源の投入を記録・計算する技能で、経営管理に必須の知識です。
◆受験者数・合格率の推移
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※得点70%以上で合格できる絶対評価の試験であるため、多少合格率にバラつき(20%~40%)はありますが、ざっくり言うと3人に1人が合格するくらいのイメージでしょうか。
◆試験日
6月第2日曜日、11月第3日曜日、2月第4日曜日
◆申込期間
試験日の約2ヶ月前(受験地の各商工会議所のHPを必ず確認してください。)
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【2】日商簿記2級の出題範囲改訂
日商簿記2級は平成28年度より商業簿記の出題範囲が大幅に変更されたのはもうご存知ですよね...
全く別物なるといってもいいほどの大きな改訂が行われました。
下記改訂内容をもう一度確認しておいてください。
◆平成28年度以降出なくなった論点(事実上27年度から削除)
・保証債務の計上・取崩
・特殊商品売買
・荷為替手形
・繰延資産
・社債
・本支店会計における未達整理
・本支店会計における内部利益の除去
・大陸式決算法
・特殊仕訳帳制度
◆平成28年度新しく追加された論点
・クレジット売掛金
・電子記録債権・電子記録債務
・貸倒引当金の設定における個別評価と一括評価
・貸倒引当金の設定における営業債権および営業外債権に対する繰入額の損益計算書上における区分
・その他の引当金の例示として、賞与引当金、返品調整引当金の明示
・商品売買取引の記帳法のひとつとして、売上原価対立法
・有形固定資産の割賦購入(利息部分を区分する場合は定額法のみ)
・ソフトウェア(自社利用の場合のみ)
・売買目的有価証券、子会社株式・関連会社株式、その他有価証券(全部純資産直入法のみ)
・収益・費用の認識、引渡基準・出荷基準など
・役務収益、役務費用
・月次決算
・株主資本等変動計算書(株主資本およびその他有価証券評価差額金に係る増減事由に限定)
・株主資本の計数の変動(株主資本の減少が試験範囲に追加)
・本支店会計の意義・目的
・連結会計
・リース取引
・外貨建取引
・税効果会計
・圧縮記帳
・有価証券
・月次決算の処理
◆平成29年度新しく追加された論点
・圧縮記帳(国庫補助金、工事負担金について、直接控除方式のみ)
・ファイナンス・リース取引の借手側(利子込み法、定額法による利子抜き法)
・オペレーティング・リース取引の借手側
・外貨建取引の処理、営業取引、為替予約の振当処理も含むが為替予約差額は期間配分しない、外貨建売上債権・仕入債務などの換算
・法人税等の処理について、課税所得の算定方法
・連結会計、資本連結、のれん、未実現損益の消去(棚卸資産・土地のみ)におけるダウンストリーム、連結精算表、連結財務諸表
◆平成30年度新しく追加される論点
・税税効果会計、一時差異は引当金・減価償却費・その他有価証券のみ
・製造業を営む会社の決算処理
・連結会計、未実現損益の消去(棚卸資産・土地のみ)におけるアップストリーム
◆すべての級から削除された論点(事実上27年度から削除)
・5伝票制
・大陸式決算法
・本支店会計における未達整理
・特殊仕訳帳
【3】スケジュール
一般的に簿記2級の標準学習時間は100~150時間程度と言われています。もちろん個人差はあると思いますが、もし仮に140時間を目安とすると、一日2時間の勉強で70日かかる計算になります。
この140時間(70日間・10週間)の勉強スケジュールを今日はご提案いたします。
◆INPUT(100時間)
・基本テキスト(50時間)
商業簿記・・・25時間(2回転)
工業簿記・・・25時間(2回転)
・基本問題集(50時間)
商業簿記・・・25時間(2回転)
工業簿記・・・25時間(2回転)
◆OUTPUT(30時間)
・過去問・・・20時間
・予想問題集・・・10時間
◆直前仕上げ(10時間)
・弱点問題のループ・・・10時間
これで合計140時間(1日2時間で70日・10週間)です。
【4】基本テキスト・基本問題集
最初に重要なことを言っておきますが、一番最初に勉強するからといって、商業簿記のテキストの理解(読み込み)に時間をかけすぎないでください。後でも触れますが、簿記の勉強はテキストを読み込むことよりも、問題を解くことのほうが理解しやすい、マスターしやすい論点が非常に多いです。
また、商業簿記に時間をかけすぎてしまい、なかなか工業簿記に入れず、工業簿記対策おろそかになってしまう最悪のケースは絶対に避けてください。日商簿記2級の不合格の原因はこの商業簿記に偏った対策をしてしまうことに尽きます。工業簿記は、とっかかりは理解しづらいのですが、一度解かり始めると意外に簡単ですし、得点しやすい科目です。
実は工業簿記こそ得点源にすべきですし、得点源になりうる科目なのです。
★基本テキストはイメージとしては、読んで8割理解すればOKです。
できれば2回転させたいところですので、個人差はありますが、下記基本テキストは商業簿記348ページ、工業簿記360ページでまとめられていますので、30ページプラスアルファを1時間程度で読めれば、1回転10時間、2回転を20時間位で読める計算になります。
(一応余裕を持って、1回転25時間としておきます。)
★基本テキストで読んだ直後に、その論点に該当する基本問題集も必ず解いてください。
通勤時間やお昼休みといったスキマ時間に基本テキストを読み、夜帰宅してから基本問題集をじっくりと解くという流れが効率的のような気がします。
(ご自分に適した勉強の流れを早めに掴んでください。)
ここで大切なことは、基本問題集は、なぐり書きでもいいので必ず紙に書いて解くようにしてください。書く練習をしておくことで、本番の勘定科目の誤字なども防げます。
また間違えたところは絶対に「弱点チェックリスト」にしてまとめておいてください。
「弱点チェックリスト」には、自分なりに間違えたポイントを書き出しておきましょう。併せて間違えた問題番号(ページ数等)を併記しておきましょう。
※直前期使用します。
基本問題集も1回転10時間くらいの目安で取り組んでみてください。
(ただ実際は余裕を持って1回転25時間としておきます。)
なかなか厳しいスケジュールだとは思いますが、よく理解できない論点にハマりすぎず、どんどん先に進むような読み方や解き方で問題ないと思います。
このあと数多くの問題を解きながら、ある瞬間から知識が次々につながってくるのを実感できるはずですのでご安心ください。
◆基本テキスト・商業簿記 (25時間)

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◆基本テキスト・工業簿記 (25時間)

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◆基本問題集・商業簿記(25時間)

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◆基本問題集・工業簿記 (25時間)

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【5】過去問題集
◆過去問(20時間)
さあいよいよOUTPUTです。ここからが正念場です。
簿記はテキストをじっくりと読むことよりも、問題をガンガン解いて、その解法に慣れることのほうが断然重要です。テキストを読んだときはイマイチぴんとこなかった論点も、問題を解くことで理解が進むことが多々あります。
言い換えればOUTPUTにいかに時間を割くことができるかが合否の分水嶺となってきます。
下記におすすめしたTACの過去問題集は過去問が12回分収録されていますが、新しいものから遡って8回分(余裕があれば10回分)も解けば十分だと思います。その代わり一問一問を丁寧に、じっくりと間違えたところを押さえながら進めてください。
間違えたところは絶対に「弱点チェックリスト」にしてまとめておきましょう。
一回分を、解答時間120分、解答解説を読み弱点チェックリストを作る時間を30分として150分を目安にしてください。
8回分×150分=1200分(20時間)です。

合格するための過去問題集 日商簿記2級 '18年2月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)
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【6】予想問題集
◆予想問題集(10時間)
4回分予想問題が収録されています。なんといっても最大手TACの予想問題ですので、是非解いておきたい有力な予想問題だと評価できると思います。
これを1回分2時間半(解答時間120分、解答解説・弱点チェックリスト30分)として、
4回×2時間半=10時間です。
くどいですが、間違えた問題は絶対に「弱点チェックリスト」にしてまとめておいてください。
【7】直前仕上げ
◆弱点問題のループ
ここで活躍するのは「弱点チェックリスト」です。
この間違った問題のチェックリストは、試験会場まで肌身離さず持ち歩いてください。そしてスキマ時間は常に眺めるようにしてください。
また机に向かって勉強できるときは、そのチェックリストの問題を繰り返し、繰り返し何度も解いてください。絶対に間違わない自信がついた問題は、順次削除してください。
この弱点リストが本試験までに無くなっていれば合格確実です!
【8】出題傾向と配点・得点の目安
◆商業簿記
・第1問は近年、毎回仕訳問題が出題されています。それも簡単な仕訳ではなく、多くの受験者が間違いやすい部分、理解しにくい部分が出題されます。「仕訳を制するものが簿記を制する」という言葉があるぐらい仕訳は重要なので、過去問等で傾向をつかみ出題されやすい部分を重点的に勉強しておきたいところです。
・第2問は、個別論点や伝票・帳簿に関する問題が出題されます。伝票・帳簿は、伝票や帳簿に記入された内容を集計する問題が出題されるので、記載された内容を的確に読み取り、集計を正確に行うことが得点のポイントです。ただ、過去に出題されたものと同じような問題が繰り返し出題される傾向があります。きちんと取り組めば安定的に高得点が狙える論点なので、これも過去問題集や予想問題集を有効活用してきちんと対策しておいてください。
・第3問は精算表か財務諸表のいずれかの形式で出題されます。精算表は範囲が広くなってはいますが、ほぼ3級の延長です。財務諸表は区分表示を厳密に守って解答しなければなりませんので注意が必要です。どちらの問題も下書きを定型化することによって、仕訳の拾い漏れやケアレスミスを防ぐことが出来るので、過去問や予想問題集の良問をいくつかピックアップして、下書きの定型化に取り組むことをおすすめします。
◆工業簿記
・第4問は費目別計算、部門別計算・単純個別原価計算・本社工場会計などから勘定記入や財務諸表の作成が出題されます。特に出題範囲の高い費目別計算は勘定の流れ掴めれば一気に得点元に出来るところなので、材料・労務費・経費の各論点をひとつずつ丁寧にマスターしましょう。
・第5問は個別原価計算・総合原価計算・標準原価計算・直接原価計算など様々な論点から原価計算の、計算の側面を問う問題が出題されています。範囲が広いですが、あまりヤマを張らず満遍なく論点を押さえておいてください。また工業簿記は問1の答えを使って問2を解くといった問題が多いので、1問目ができないと雪崩式に間違えてしまいます。特に1問目を確実にGETできるように十分注意してください。
◆配点目安
第1問 仕訳 4点×5問=20点
第2問 伝票・帳簿 2~3点×8~9ヶ所=20点
第3問 決算 2~3点×8~9ヶ所=20点
第4問 工業簿記 2~3点×8~9ヶ所=20点
第5問 工業簿記 2~3点×8~9ヶ所=20点
◆得点目標
配点は商業簿記60点、工業簿記40点となっていますが、実は日商簿記2級合格のキモは工業簿記を完璧に対策し、理解しておくことだと痛切に感じます。先述しましたが、工業簿記は最初はなかなか掴みどころがないのですが、一度きっかけを掴むと加速度的に理解が進みます。問題の難易度も商業簿記に比べると高くありませんので、工業簿記で高得点が取れるかどうかが合否を分けると言っても過言ではありません。
得点(70点で合格)の目標は、
商業簿記で35点、工業簿記で35点
を目指しましょう。(過去問題や予想問題を解く際にも意識してみてください。)
★工業簿記攻略が日商簿記2級合格のポイントです!
以上が、日商簿記2級に効果的な勉強時間で独学で合格する究極の勉強法(必勝法)でしたがいかがだったでしょうか?
かなりハードなメニューだと思いますが、このメニューをある程度こなせばほぼ間違いなく合格できるはずです。
簿記は日商簿記2級を取得してやっと
「簿記ができる人」
と評価されます。
もちろん3級に比べると2級に合格することは相当難しいですが、
みなさんも是非簿記2級を取得することで、
「一人前」
と認められてください。
この簿記2級を足がかりとして、どんどん簿記の勉強が楽しくなり、トントン拍子で簿記1級や、公認会計士・税理士にステップアップした人も少なくありません。
会計士・税理士として独立開業に成功したり、一流企業で経理を担当したり、予備校で簿記の講師をしているような人もたくさんいます。
そうなれば就職・転職や昇進・昇格や、最終的には年収アップも夢ではありません。
簿記2級に合格することで、この無限の可能性の扉を開けてみてください。
みなさんの合格(必勝)を心よりお祈りしております。
最後の追い込み
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