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私が落ちた資格の試験勉強法(不合格への5つの法則)

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今日は私が落ちた資格試験を振り返って、その時の試験勉強法(不合格の5つの法則)のお話です。


過去このブログでも断片的に書かせていただいてはいますので、
読んだことがある内容だと感じる方もいらっしゃると思いますが、
この機会にひとつの記事にまとめてみましたので、
ご一読いただければ嬉しいです。



あくまで私の主観ですし、
人によって勉強スタイルが違うので一概には言えませんが、
ご自分の勉強法と比較することで参考にしていただければと思います。



以前このブログの、

私が取得した資格の取得順とその関連性〜行政書士以降


という記事でも紹介しましたが、
日商簿記3級から始まってメンタルヘルス・マネジメント検定1種までいくつかの資格試験に挑戦しました。

その中で落ちた試験が3つほどあります。

(正確に言うと税理士試験の試験科目の中に一発で受かった科目もあれば、落ちたことがある科目もありますが、税理士試験は事実上断念していますので今日のところは除外させていただきます。)



その3つは、

日商簿記1級
行政書士
メンタルヘルス・マネジメント1種

↓↓↓

無念!メンタルヘルス・マネジメント1種不合格 - ひかる人財プロジェクト


です。



1つ目の日商簿記1級は15年以上も前の話ですし、
3つ目のメンタルヘルス・マネジメント検定1種は、
最大目標であった社労士試験の本試験日から発表日までの間という、
あまりにも勉強に身の入らない時期に試験があったということで、
共通点で括るのにいろいろと面倒な部分が出てきてしまうので、
言い訳も含め今回の対象から除外させていただきます。



そこで、1回目の行政書士試験についてその試験勉強法を思い出して、その敗因というか、不合格の法則を5つにまとめてみました。


私が取得できている資格レベルの資格試験勉強は誤解を恐れずに言えば単なる作業だと思っています。
作業は繰り返すやることで必ず上達します

それを証拠に行政書士試験は約3年一連の資格試験受験期間の一番最初です。

1回目の行政書士試験の敗因を踏まえ、だんだん資格試験勉強(作業)のコツを掴んでいったのだと思います。



その1回目の行政書士試験でやった勉強法(不合格への5つの法則)でそれ以降の資格試験勉強ではやらなかったことが今日のポイントです。


前置きはこれくらいにして、不合格への5つの法則の紹介を始めましょう。


【1】弱点を把握しない
合格への最大のキモは自分の弱点を把握し、それをまとめておくことです。

弱点の見える化

です。

過去のこのブログの記事でも何度か書きましたが、自分の弱点を試験日当日に最低でも3回転できるくらいの量に集約することが合格へ直結します。


私の経験から言うと、多くてもA4で5枚位かなと思います。
弱点をそれくらいの量に絞り込むことが日々の勉強なのですが、
それを把握してさっと目を通せるひとつの資料としておくことが、
試験日当日の記憶というか知識レベルを最高潮に持っていける最良の方法だと思います。


ちょっと一夜漬けっぽいですが、これほど効率的な方法は他にはないと思います。


とにかく膨大な試験範囲の中から、重要ではあるけれどよく間違ってしまうポイントを絞り込むことをゴールとして日々勉強するべきだと思います。

問題集を解くだけ解いて、解きっ放しにすることは愚の骨頂です。


何度も間違えてしまう弱点と言えるポイントをピックアップしておき、それを順次克服して淘汰しながら絞り込み集約することが重要です。


どこが自分の弱点かも把握できようでは、本試験当日不安でしょうがないと思います。
1回目の行政書士試験ではこのような資料を作っていませんでした。


【2】テキストをひたすら読む

私は1回目の行政書士試験はユーキャンの通信講座を利用しました。
ユーキャンのテキストの内容はとても評価が高いのですが、
当時何分冊にも別れた膨大な教材が一気に送られてきてちょっと圧倒されてしまいました。

WebやDVDも付いていない通信講座でしたので、ひたすらテキストを読むしかありませんでした。


これは全くの初学者だった私には非常につらく険しい道のりでした。


試験に出る可能性が高いか低いかも判断できませんし、
文章を読むだけでは理解できないような難しいポイントも数多くあり、
今振り返ると本当に効率の悪い時間だったと思います。


試験に出る可能性の低いところや、さほど重要ではないところのテキストををひたすら読む時間は無駄な時間以外の何物でもありません。


テキストは基本書としては当然重要ですが、それを端から端まで独学で理解しようとするのはとても危険なことだと私は思いました。

【3】勉強をまとめて長時間やる


【2】のような調子の勉強ですので、1回目の行政書士試験当時の勉強は辛いものでした。


自ずと中々勉強手がつかずできるだけやらない理由をつけて逃げていたように思います。

そのなると週に一回か二回の休日にまとめて長時間勉強しなければ試験範囲が消化していけない状況に陥ります。


前にも紹介しましたが、人間の集中力は長くは続きません。
また記憶の定着も復習が早ければ早いほど効果的であることも実証されています。


まとめて1週間に1回長時間勉強するよりも、30分でも良いので毎日やるほうが間違いなく効率が上がります。


ただ反面、勉強のスケジュール管理をしっかりやって、休息日をつくることも重要なことだと思います。


【4】予想問題集に頼りすぎる

試験直前は各資格学校や出版社から予想問題集がリリースされます。
各資格学校や出版社の幾年にも及ぶノウハウやデータが蓄積された素晴らしいものではあるのだと思います。


1回目の行政書士試験当時、私もこのような予想問題集を5冊以上買い込んで解きました。

受験者心理から言うと、
この予想問題集から出題されると他の受験者に差をつけることができるのではないか?
と錯覚してしまっていたのだと思います。


ご無礼を承知で言うと、正直言って予想問題集は当たるも八卦当たらぬも八卦だと思います。


完全に同じような問題が相当数出題されることはまず有り得ないと思います。
たしかに出題されればラッキーですが、何冊も買い込んでやるほどの意味があるのかどうかは疑問です。


近年はどの資格も年々難しくなってきているので迂闊なことは申せませんが、やはり王道は過去問だと思います。

過去問を落とすと合格できない!と思って過去問を完璧にするほうがよっぽど効率的なような気がします。


予想問題集に頼りすぎて本試験に向かうのは、当たらない予想家の予想で馬券を買うくらいの確率と思ったほうが良いと思います。


予想問題集をやるのは過去問を完璧にマスターしてからでも遅くないです。


過去問もやってまだ余裕のある人は予想問題集もどんどんやっていただければと思います。


【5】自宅の机以外で勉強しない

今振り返ると考えられないのですが、1回目の行政書士試験当時、私は勉強は机に向かってやるものだと思い込んでいました。

大学受験や簿記の勉強をしていた頃は今ほどWebやDVDも発達していなかったので、その感覚を引きずってしまっていました。


資格試験勉強を作業と割り切ってしまえば、勉強はいつでもどこでもできると思います。

iPhoneやWALKMANのアイテムの普及もそのことを後押ししてくれます。
資格学校のコンテンツも年々充実しています。


こうなって来るとベットに寝転んで勉強したり、ジョギングしながらとかお風呂に入りながらでも勉強はできるのです。
またスキマ時間こそ勉強時間確保の最大のポイントです。

通勤はそのゴールデンタイムと言えます。
私の場合、通勤時やジョギング中のスキマ時間は集中力が研ぎ澄まされ、とても吸収・定着が進みました。

自宅の机でしか勉強しないということは本当にもったいないことです。


積極的に勉強する場所を変えたり、スキマ時間をつくるようにしてみてはいかがでしょうか?




以上私が過去落ちた資格試験を振り返って、その時の試験勉強法(不合格の5つの法則)のまとめでした。

個人差はありますので絶対的なものと言うつもりはありませんが、資格試験勉強をしている方の少しでも参考になれば幸いです。