2017年(平成29年)の宅建試験を目指しているみなさん
来年以降宅建試験を受験しようと考えているみなさん
いかがお過ごしですか?
今年受験予定の方は本試験日まであと3ヶ月切りましたが、勉強は捗っていますか?
受験申込みも7月末で終了になりますが、申込み忘れなどありませんか?
申込んだものと思い込んでいて、申込みしていないこともごく稀にあり得ますので(私も他の資格でその経験があります。)、今一度ダメ押しで確認しておいてください。
当ブログも宅建試験について過去様々な角度から取り上げて参りましたが、今日は「独学で、基本テキストと過去問題集だけの投資で」、宅建試験に合格するための勉強方法ご提案いたします。
宅建試験2017合格はお任せください!
よくこの宅建試験界隈では、
- 過去問にはじまり過去問に終わる
- 過去問に勝る問題集なし
- 過去問を完璧にしておけば合格ラインに届く
と言われています。
ただ過去問だけではなかなか理解が進まないですし、本試験での過去問出現率が徐々に減ってきているとも言われていますので、私は最低限一冊くらいはしっかりとした基本テキストが必要だと考えます。
その基本テキストと過去問題集をいかにリンクさせて、理解を固めていくかについて、今日は3つのパターン(勉強方法)をご紹介していく予定です。
もう既にご自分のしっかりとしたスタイル(勉強方法)を確立している方はここから先はもう読む必要はありませんが、勉強方法について迷っている方、初めて勉強する方にとっては少なからず参考になる点があるのではないかと感じておりますので、もしお時間に余裕のある方は是非一読ください。
それではそろそろ始めます。
目次
- 目次
- 【1】宅建試験の概要
- 【2】宅建試験の合格率と合格ライン
- 【3】合格するための投資金額(5,832円)
- 【4】合格するために最低限必要な勉強
- 【5】勉強方法1(最もノーマルな方法)
- 【6】勉強方法2(過去問メインの方法)
- 【7】勉強方法3(音声録音する方法)
- 【8】余力のある人は...
- 【9】勉強スタートタイミング(時期)別勉強法
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【1】宅建試験の概要
公式HP
↓↓↓
一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 宅建試験のスケジュール
◎2017試験・申し込みの締め切り
※インターネット申込み
7月15日 21:59まで(すでに終了)
※郵送申込み
7月31日(月)簡易書留郵便:消印有効
◎試験の基準及び内容
宅地建物取引業に関する実用的な知識を有するかどうかを判定することに基準が置かれています。(宅建業法施行規則第7条)
試験の内容は、おおむね次のとおりです。(同第8条)
- 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
- 土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
- 土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
- 宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
- 宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
- 宅地及び建物の価格の評定に関すること。
- 宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。
◎試験の方法
50問・四肢択一のマークシート方式
◎受験資格
年齢、性別、学歴等の制約なし
◎試験日
毎年1回、10月の第3日曜日
13:00~15:00(2時間)
※2017年は10月15日(日)
◎受験手数料
7,000円
◎合格発表
12月の第1水曜日又は11月の最終水曜日
※2017年は11月29日(水)
【2】宅建試験の合格率と合格ライン
宅建試験が悩ましいと恐れられる最大の特徴は、相対評価の試験であるということです。
そのため、問題の難易度によって毎年合格ラインが変動します。
言い換えると、主催者が合格率(合格者数)を平準化させているということです。
これが過去数々のドラマを生んできたわけですが、実際合格発表日まで何点得点すれば合格できるのかわからないというのは、受験者にとっては難儀なことです。
以下参考までに過去10年の合格率と合格ラインです。(50点満点)
ある程度合格率が一定になっているのがお解りになりますでしょうか...
2016年 15.4% 35点
2015年 15.4% 31点
2014年 17.5% 32点
2013年 15.3% 33点
2012年 16.7% 33点
2011年 16.1% 36点
2010年 15.2% 36点
2009年 17.9% 33点
2008年 16.2% 33点
2007年 17.3% 35点
2006年 17.1% 34点
【3】合格するための投資金額(5,832円)
恐縮ですがまだテキストや過去問題集をお持ちでない方は、この2冊だけは即購入してください。(個人的におすすめの2冊です。おそらく秀逸!)
準ずるもの(他出版社)をお持ちの方は、もちろんそれで結構ですので、ここから先は適宜準用して読み進めてください。
基本テキスト&過去問題集というセットであればご自身が使いやすいもので大丈夫です。
◎基本テキスト(3,024円)

わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト 2017年度 (わかって合格る宅建士シリーズ)
- 作者: 木曽計行,TAC宅建士講座
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2016/12/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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◎過去問題集(2,808円)

わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス) 2017年度 (わかって合格る宅建士シリーズ)
- 作者: TAC宅建士講座,都丸正弘
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2017/01/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【4】合格するために最低限必要な勉強
以下勉強方法についてご紹介しますが、どのパターンでも合格するために最低限必要な項目は...
- 基本テキストの通読1周
- 基本テキストの精読1周
- 過去問題集3周
- できなかった問題のみ再チャレンジ(弱点の見極め)
- 4で見極めた弱点のループ(試験開始直前まで)
【5】勉強方法1(最もノーマルな方法)
最も基本的な勉強方法です。(私はこれで合格しました。)
◎勉強の流れ
①基本テキストを2~3日でざっくり通読(理解する必要なし)
②基本テキストを1単元ごと(5~10ページ分)精読
③その単元に対応する過去問題集にチャレンジ
④②と③の作業を3周する
⑤過去問題集3周で一度でも不正解だった問題をもう一度解き、また不正解だった問題のみ本試験日まで延々とループ
【6】勉強方法2(過去問メインの方法)
過去問演習をメインにした勉強方法です。
◎勉強の流れ
①基本テキストを2~3日でざっくり通読(理解する必要なし)
②いきなり過去問を1単元ごと解いてみる
③理解して正解(A)、なんとなく正解・まぐれ当たり(B)、わからなかった(C)に分け、(B)と(C)の場合は基本テキストで都度丁寧に精読し確認する
④③を3周し、その後は(B)と(C)のみ解き、すべてが(A)になるまで延々とループ
⑤特に(C)は試験前2~3日で徹底的に重点的に潰す(できるようにしておく)
【7】勉強方法3(音声録音する方法)
基本テキストを読み上げて録音しそれを教材として活用する勉強方法です。
◎勉強の流れ
①基本テキストを2~3日でざっくり通読(理解する必要なし)
②1単元ごと(10分以内で1単元)読み上げてレコーダーに録音する
※いまどきはスマホに録音機能が付いていますが、ICレコーダーならおすすめはこれです。(私も持っています。)
この作業が一番大変です。1週間以上かかると思います。
★おすすめのICレコーダー(6,000円台でお手頃)
③スキマ時間等に音声録音を一日最低1単元以上聴く
④聴いた単元の過去問を解く(1周目)、2周目(3周目)から音声は聴かず直接過去問題集を解く(できなかった問題はテキストを確認)
⑤過去問題集3周で一度でも不正解だった問題をもう一度解き、また不正解だった問題のみ本試験日まで延々とループ
【8】余力のある人は...
余力のある方向けに是非やっておいて損はないツールを3つほど紹介します。
すべて私が実際にフル活用したものばかりです。
◎宅建士出るとこ予想合格(うか)るチェックシート
このツールを使って直前1週間でTACの講座受講とともに仕上げました。

宅建士 出るとこ予想 合格(うか)るチェックシート 2017年度
- 作者: TAC宅建士講座,木曽計行
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2017/07/10
- メディア: 大型本
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◎公開模試
それほど高額でもないので気楽に受けられます。私も受けました。
全国公開模試|宅建| 資格の学校TAC[タック]| 資格の学校TAC[タック]
◎Web問題集
当ブログのいろんな記事で推奨していますが、超おすすめです。即会員登録しましょう!(無料です)
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【9】勉強スタートタイミング(時期)別勉強法
勉強スタート時期に応じての勉強法も3つほどご提案していますので参考にしてみてください。
◎ 通常(4ヶ月コース)
受験申込開始が例年7月1日ですので、受験申込後に勉強スタートする定番コースです。
◎短期間 (150時間コース)
残り8週間(2ヶ月弱)で仕上げる短期間完成コースです。
◎直前(50時間コース)
残り2週間で仕上げる一か八かのギャンブルコースです。
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