2018年度社労士試験を受験したみなさんこんにちは!
選択式の救済予想に関するネタはもういい加減食傷気味だとは思いますが、今日も懲りずにやっちゃいます。
ちょっとその前に、2018年度社労士試験合格ライン予想も大方出揃ってきましたのでまとめておきます。
大きな流れとしては…
・選択式 23点前後
救済は国年確実であとは労一・社一・厚年・労安あたりまで
・択一式 45点前後
救済は常識が微妙な感じ
といった感じでしょうか。
この状況の中で、選択式で「労安・労一・社一・厚年・国年」等の救済待ちの方は落ち着かない日々をお送りになられているのではないでしょうか?
そこで今日はだれに頼まれたわけでもないのに、選択式の救済科目をできるだけ絞り込んでいきたいと考えております。
いい迷惑だとは思いますがもし宜しければお付き合いいただけるとうれしいです。
ただ「当たるも八卦当たらぬも八卦」ですので、もし胸騒ぎがするようであればブラウザバックをおすすめします。
近年「合格基準の考え方」が公開され、合格発表後に「科目得点状況表」が開示されるようになって以降、選択式の救済科目を予想するためには「得点分布データ」が欠かさないものとなりました。
そこで今日は過去3年分の採点サービスにおける得点分布が入手可能なクレアールデータと、本試験の実際の得点分布の相関から、今年の「2点以下割合・1点以下割合」を導き出してみたいと思います。
過去3年間のクレアールデータと本試験データの散布図から導いた近似曲線上に今年のクレアールデータを代入し、2018本試験の値を大胆予測してみます。
その予測値に基づいて救済されるかどうかジャッジしていきます。
前置きはこれくらいにして、それではそろそろ始めましょうか。
目次▼
2点以下・1点以下割合(クレアールデータ)
◎2015年度
労安(2点以下割合)8.0%(1点以下割合)2.6%
労災(2点以下割合)41.4%(1点以下割合)11.6%
雇用(2点以下割合)10.4%(1点以下割合)5.3%
労一(2点以下割合)73.2%(1点以下割合)29.4%
社一(2点以下割合)22.3%(1点以下割合)9.8%
健保(2点以下割合)35.1%(1点以下割合)13.1%
厚年(2点以下割合)20.0%(1点以下割合)6.9%
国年(2点以下割合)24.4%(1点以下割合)9.5%
◎2016年度
労安(2点以下割合)4.9%(1点以下割合)4.1%
労災(2点以下割合)5.8%(1点以下割合)3.7%
雇用(2点以下割合)34.1%(1点以下割合)11.1%
労一(2点以下割合)60.9%(1点以下割合)17.3%
社一(2点以下割合)19.4%(1点以下割合)9.5%
健保(2点以下割合)19.3%(1点以下割合)11.5%
厚年(2点以下割合)17.4%(1点以下割合)7.9%
国年(2点以下割合)13.6%(1点以下割合)6.6%
◎2017年度
労安(2点以下割合)3.3%(1点以下割合)1.4%
労災(2点以下割合)6.7%(1点以下割合)3.1%
雇用(2点以下割合)18.5%(1点以下割合)7.6%
労一(2点以下割合)42.4%(1点以下割合)12.8%
社一(2点以下割合)20.6%(1点以下割合)6.1%
健保(2点以下割合)46.3%(1点以下割合)11.2%
厚年(2点以下割合)15.8%(1点以下割合)7.5%
国年(2点以下割合)15.5%(1点以下割合)7.5%
2点以下・1点以下割合(本試験開示データ)
◎2015年度
労安(2点以下割合)27.0%(1点以下割合)7.4%
労災(2点以下割合)62.9%(1点以下割合)28.2%
雇用(2点以下割合)41.0%(1点以下割合)20.2%
労一(2点以下割合)82.3%(1点以下割合)47.2%
社一(2点以下割合)58.0%(1点以下割合)30.4%
健保(2点以下割合)67.9%(1点以下割合)40.4%
厚年(2点以下割合)56.5%(1点以下割合)31.0%
国年(2点以下割合)56.8%(1点以下割合)28.5%
◎2016年度
労安(2点以下割合)23.6%(1点以下割合)11.0%
労災(2点以下割合)15.6%(1点以下割合)3.6%
雇用(2点以下割合)61.9%(1点以下割合)28.3%
労一(2点以下割合)75.6%(1点以下割合)37.0%
社一(2点以下割合)45.9%(1点以下割合)19.8%
健保(2点以下割合)62.5%(1点以下割合)48.4%
厚年(2点以下割合)56.2%(1点以下割合)29.7%
国年(2点以下割合)50.9%(1点以下割合)26.0%
◎2017年度
労安(2点以下割合)8.9%(1点以下割合)1.7%
労災(2点以下割合)28.0%(1点以下割合)14.9%
雇用(2点以下割合)55.2%(1点以下割合)30%
労一(2点以下割合)60.5%(1点以下割合)26.4%
社一(2点以下割合)51.7%(1点以下割合)23.4%
健保(2点以下割合)73.7%(1点以下割合)37.8%
厚年(2点以下割合)47.7%(1点以下割合)29.3%
国年(2点以下割合)44.0%(1点以下割合)21.3%
(2点以下割合)散布図から導出した近似曲線
※過去3年間のクレアールデータと本試験開示データの散布図
<近似曲線からの推定値>
◎2018クレアール2点以下
労安 22.1%
労災 5.4%
雇用 14.0%
労一 34.7%
社一 29.3%
健保 12.6%
厚年 27.1%
国年 39.1%
◎2018本試験2点以下推定値
労安 54.8%(該当)
労災 23.0%
雇用 44.5%
労一 65.0%(該当)
社一 61.2%(該当)
健保 42.1%
厚年 59.4%(該当)
国年 67.7%(該当)
(1点以下割合)散布図から導出した近似曲線
※過去3年間のクレアールデータと本試験開示データの散布図
<近似曲線からの推定値>
◎2018クレアール1点以下
労安 8.1%
労災 0.4%
雇用 9.9%
労一 9.5%
社一 13.1%
健保 4.9%
厚年 8.6%
国年 16.6%
◎2018本試験1点以下推定値
労安 27.1%
労災 圏外
雇用 30.4%(該当)
労一 29.7%(ギリギリ)
社一 35.0%(該当)
健保 18.9%
厚年 28.1%(ギリギリ)
国年 38.9%(該当)
いかがだったでしょうか?
以上が【救済科目を散布図からの近似曲線から絞る!】過去3年のクレアールと本試験の「2点以下割合・1点以下割合」得点分布の相関でした。
今回の検証はあくまでもクレアールと本試験の相関です。
そもそもが近似曲線からの推定値です。
クレアールの利用者が毎年同じレベルとは限りませんし、本年度が極端に高かったり低かったりしているかもしれません。
また問題の形式や質によって大きくブレることはよくあることです。
そもそも「1点以下割合」の「労一」と「厚年」は誤差の範囲ですのであまり気にする必要はないかもしれません。
ただ今日の検証のまとめとしては、2018年度選択式の救済科目は「社一」と「国年」としておきます。
最後に当ブログの合格ライン予想と各資格学校の合格ライン予想を載せておきます。
参考になれば幸いです。
◎ひかる人財プロジェクト
■択一式
本命46点・対抗45点
■選択式
救済:国年
労安・労一・厚年は可能性あり
◎辰巳法律研究所
■選択式
23点
救済:労一・社一・国年
■択一式
44点
◎ユーキャン
■選択式
23点前後
救済:国年は濃厚、労一・社一は可能性あるか
■択一式
46点前後
救済:なし
◎TAC
■選択式
24点⇒23点
救済:国年
■択一式
46点⇒45点
救済:なし
◎フェニックスアカデミー
■選択式
24〜25点前後
救済:労一・労安・健保・厚年・国年は可能性ある
■択一式
昨年度(45点)より少し低い点数になる可能性がある
救済:常識・雇用・健保は可能性ある
◎クレアール
※本試験徹底分析動画より
■選択式
救済:労一・社一・厚年・国年は可能性ある
■択一式
47点
救済:常識
◎山川予備校
■選択式
24点・23点
救済:厚年・国年
■択一式
45点・46点
救済:なし
◎資格の大原
■選択式
救済:労一・国年・社一・厚年(表記順)
■択一式
45点前後
救済:常識
◎LEC
■選択式
23点
救済:国年は可能性高い、労一・社一も可能性ある
■択一式
45点
救済:なし
◎LEC 澤井講師
■選択式
25点
救済:国年
■択一式
45点
救済:なし
■合格率 9%台
微力ですがみなさんの合格を心よりお祈りしております。
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