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【2018社労士試験・択一式「44点」決着は有る?無い?】TAC過去16年平均点データから本試験平均点&合格ラインを推定

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2018年度社会保険労務士試験を受験したみなさん、いかがお過ごしですか?

今日は久々に択一式の合格ラインを取り上げます。

今年の択一式は「44点〜47点」の中からほぼ決まりそうだと言われています。

当ブログでは「45点・46点」あたりが本命・対抗だと見ていますが、「44点」とか「47点」決着の可能性を示唆するスクールも事実存在します。

「47点」はクレアールが、「44点」は辰巳法律研究所が合格ラインとして発表しています。

 

★当ブログの択一式に関する見解

www.hikarujinzai.com

 

★クレアールの見解

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★辰巳法律研究所の見解

www.hikarujinzai.com

 

★各スクールの択一式予想 

◎辰巳法律研究所 

■択一式 

44点

 

◎ユーキャン

■択一式 

46点前後

救済:なし

 

◎TAC

■択一式

46点⇒45点

救済:なし 

 

◎フェニックスアカデミー

■択一式

昨年度(45点)より少し低い点数になる可能性がある

救済:常識・雇用・健保は可能性ある

 

◎クレアール

※本試験徹底分析動画より

■択一式 

47点

救済:常識

 

◎山川予備校

■択一式 

45点・46点

救済:なし

 

◎資格の大原

■択一式

45点前後

救済:常識

 

◎LEC

■択一式 

45点

救済:なし

 

◎i.d.e.社労士塾

◾︎択一式

46点前後

救済:わずかに常識

 

◎LEC 澤井講師

■択一式

45点

救済:なし

 

上記の記事をさらっとご覧いただければお解りになると思いますが、現時点で今年の社労士試験択一式は、『難易度が昨年に比べ上がったのか?(44点決着)、下がったのか?(47点決着)、イマイチ読めない…』こんな感じです。

近年、社労士試験の合格基準については下記の通り公表されています。

 

◆社会保険労務士試験の合格基準の考え方について

 

合格基準点については、各年度毎の試験問題に難易度の差が生じることから、試験の 水準を一定に保つため、各年度において、総得点及び各科目の平均点及び得点分布等の試験 結果を総合的に勘案して補正を行うものとする。

 

(1) 総得点の補正

選択式試験、択一式試験それぞれの総得点について、前年度の平均点との差を少数第 1位まで算出し、それを四捨五入し換算した点数に応じて前年度の合格基準点を上げ下 げする(例えば、差が△1.4点なら1点下げ、+1.6点なら2点上げる。)。

※ 前年の平均点との差により合格基準点の上下を行うが、前年に下記3の補正があった場合は、3の補正が行われなかった直近の年度の平均点も考慮する。

②上記①の補正により、合格基準点を上下させた際、四捨五入によって切り捨て又は繰 り入れされた小数点第1位以下の端数については、平成13年度以降、累計し、±1点以上となった場合は、合格基準点に反映させる。ただし、これにより例年の合格率(平成12年度以後の平均合格率)との乖離が反映前よりも大きくなった場合は、この限りではない。

③下記(2)の各科目の最低点引き下げを2科目以上行ったことにより、例年の合格率と 比べ高くなるとき(概ね10%を目安)は、試験の水準維持を考慮し合格基準点を1点足し上げる。

 

(2) 科目最低点の補正

各科目の合格基準点(選択式3点、択一式4点)以上の受験者の占める割合が5割に満たない場合は、合格基準点を引き下げ補正する。

ただし、次の場合は、試験の水準維持を考慮し、原則として引き下げを行わないことと する。

・ 引き下げ補正した合格基準点以上の受験者の占める割合が7割以上の場合

・引き下げ補正した合格基準点が、選択式で0点、択一式で2点以下となる場合

 

そこで今日は平成30年度社労士試験(択一式)合格ラインを、過去16年のTAC採点サービス公開データと実際の本試験合格ラインとの相関に基づいて検証してみます。 

鍵を握るのは「実際の本試験での択一式の総得点の平均点」ですが、実際の平均点とTACの採点サービスによる平均点とには乖離が生じます。

無論、実際の平均点の方が確実に低くなります。(過去16年すべて)

その乖離のバラツキから、本試験平均点の決着可能なレンジを推定します。

 

さらにその実現可能平均点を基礎に、上記の合格基準に当て嵌め、平成30年度の択一式合格ラインを推定してみます。

過去16年間のTACの択一式平均点から…

「当ブログが予想した45・46点で決まるのか?」

「クレアールが予想した47点まであるのか?」

「辰巳が予想した44点は有るのか?無いのか?」

乞うご期待です。

 

目次▼

 

 

 

 

過去16年のTACと本試験の乖離と合格ライン

年度 TAC 本試験 乖離 合格ライン
14 2002 42.8 30.7 12.1 44.0
15 2003 40.0 29.4 10.6 44.0
16 2004 39.5 28.1 11.4 42.0
17 2005 41.5 30.2 11.3 43.0
18 2006 40.8 28.3 12.5 41.0
19 2007 44.9 30.4 14.5 44.0
20 2008 46.4 34.2 12.2 48.0
21 2009 44.9 30.4 14.5 44.0
22 2010 46.7 34.8 11.9 48.0
23 2011 44.8 32.8 12.0 46.0
24 2012 45.5 33.0 12.5 46.0
25 2013 44.4 33.0 11.4 46.0
26 2014 44.3 31.6 12.7 45.0
27 2015 41.4 31.3 10.1 45.0
28 2016 39.4 28.8 10.6 42.0
29 2017 44.3 31.9 12.4 45.0
30 2018 44.4

 

 

過去16年のTAC平均点と本試験平均点の乖離の平均 

12.0点

 

 

乖離のバラツキ(標準偏差)

±1.2点

10.8点〜13.2点

(推定される乖離)

 

 

TAC平均点(44.4点)から推定される決着可能本試験平均点 

31.2点〜33.6点

 

 

前年の本試験平均点(31.9点)との乖離 

マイナス0.7点〜プラス1.7点

∴ 44点〜47点

(前年からマイナス1点〜プラス2点)

 

 

結論

2018年社労士試験・択一式の決着可能なレンジ予想

合格ライン 44点〜47点

 

 

 

いかがだったでしょうか?

以上が、【2018社労士試験・択一式「44点」決着は有る?無い?】TAC過去16年平均点データから本試験平均点&合格ラインを推定でした。

 

「超当たり前の結論やん!」と突っ込まれそうですが、重要なことは「44点」の可能性が十分ありえるということが統計的に導かれたということです。

確かに「47点」も排除できませんでしたが、TAC過去16年のデータからは「44点」も2018択一式予想合格ラインの一角として十分存在感を出しているということに意義があります。

択一式「44点」持ちの方の癒しに少しでもなれば幸いです。

 

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