宅建士試験受験生のみなさんこんにちは!
いかがお過ごしですか?
連日宅建試験合格ライン関連の薄口エントリーでお騒がせしております。
みなさんにどんな些細な情報であっても提供したいという想いだけで連投しております。
不毛な合格点予想に終始しておりますが、もしよろしければもうしばらくお付き合いください。
さて本日は、今年(2019)の当ブログの肌感による予想合格ライン「36点」が去年(2018)の合格基準点「37点」に定量的に劣っている論点に注目します。
今年の「36点」が完璧にデータ的に裏付けされている訳ではありません。
この段階で「36点」決着の不安材料を敢えて洗い直すことで、早めに膿を出しておきたいと思っています。
当欄が「36点」にとって有利なデータだけを集めてるだけではないか?と突っ込まれないための避けては通れない茨のみちなのです。
「36点」以下決着を心から願っているからこそ必要となる試練の記事となります。
「2018の合格基準点37点と同様に、2019の予想合格ライン36点は合格基準点となり得る資格を有しているのか?」
6つのデータを駆使して分析してみます。
★6つの試練★
①TACの平均点
TACの平均点と合格点は密接にリンクしています。
TACの平均点が上がれば合格点も上がるし、平均点が下がれば合格点も下がります。
ちなみにTACの平均点マイナス1〜2点・±0点(3点予想)で10年連続決まっています。
◆2018の37点
平均点(1888人)37.4点
37.4ー37点=0.4点のビハインド
◆2019の36点
平均点(1272人)36.0点
36.0ー36点=プラスマイナス0点
ただ今年はシステムエラーで入力受付が大幅に遅れたので、平均点の出方が例年に比べて異常値になっている可能性(不確定要素)があります。
<ジャッジ>
『ビハインド幅が小さい方が勝利』
∴2018の37点に勝ってはいるがデータの信憑性に不安
※2019の平均点は今後変動する可能性があります。
②LECの平均点
LECの平均点と合格点は密接にリンクしています。
ちなみにLECの平均点±1点(3点予想)で12年連続決まっています。
◆2018の37点
平均点(2759人)35.8点
35.8ー37点=▲1.2点のリード
◆2019の36点
平均点:11月1日現在(2730人)35.3点
35.3ー36点=▲0.7点のリード
<ジャッジ>
『リード幅が大きい方が勝利』
∴2018の37点に劣っている
③TACの予想
TACは直近9年連続で合格点を当てています。
その信頼感は数ある予想陣の中では最高峰レベルです。
3点予想は高い点数で予想されているほどその点数は安心できます。
例えば36点の立場から見ると「36点37点38点」の予想より「34点35点36点」の予想の方が余裕が持てます。
◆2018の37点
TACの予想 35・36・37
◆2019の36点
TACの予想 35・36・37
<ジャッジ>
『高い点数で予想されている方が価値がある』
∴2018の37点に劣っている
④宮嵜講師の予想
宮嵜講師は直近9年連続で合格点を当てています。
宮嵜講師は予想点数も少なく、TACや日建学院より的中率は上位で信頼できます。
特に予想の自信度に関するコメントが添えられていますので、それを判断基準とします。
◆2018の37点
宮嵜講師の予想 36・37・38
コメント「ただ37~38が濃厚のようですね」
◆2019の36点
宮嵜講師の予想 35・36
コメント「37問以上正解の方は合格祝いして大丈夫です」
(36点は安泰ではないという解釈もできますね...)
<ジャッジ>
『コメント的には昨年の37点の方が明らかに自信がありそう』
∴2018の37点に劣っている
⑤LECの得点分布
LECの得点分布は合格点と密接にリンクしています。
得点分布の値が小さいほど有利です。(得点上位者が少ないということ)
この相関関係は毎年業界全体から非常に注目されています。
◆2018の37点
LECの得点分布 56.9%
◆2019の36点
LECの得点分布 60.5%(11月1日現在)
<ジャッジ>
『得点分布のパーセンテージの小さい方が勝利』
∴2018の37点に劣っている
⑥LECの偏差値
LECの偏差値も合格ラインに直結します。
当然偏差値が高い方が優秀ということになります。
◆2018の37点
LECの偏差値 51.6
◆2019の36点
LECの偏差値 51.2(11月1日現在)
<ジャッジ>
『偏差値の数値が大きい方が勝利』
∴2018の37点に劣っている
6つの試練まとめ
2017の35点に2018の36点が劣っている項目は...
- TACの平均点(勝ってはいるがデータの信憑性に不安)
- LECの平均点
- TACの予想
- 宮嵜講師の予想
- LECの得点分布
- LECの偏差値
ということになります。
これはなかなかの試練ですね…。
本音を言うと、2019年合格予想ラインの「36点」はデータ的にもう少し2018年合格基準点の「37点」を上回って欲しかったです!
今回は敢えて不安要素を把握し、それがどれくらいインパクトがあるものなのかチェックしておいて損はないと思い検証してみました。
そういう意味では正直あまりピンチと感じなかったのが実感です。
それどころか結構今年の36点が昨年の37点に迫れている!という自信すら持ちました。
そこで当ブログでは引き続き『36点』を押していきます!
いかがだったでしょうか?
以上【2018合格ライン37点vs2019予想合格ライン36点】平成最後と令和最初の宅建試験合格基準点を徹底比較でした。
まだ未公開のデータとしてはユーキャンの平均点と得点分布が控えています。
自信を持って「2019の合格ラインは36点で確定!」と言えるように、ユーキャンデータの発表を待ちましょう。
その段階で最終最後の「一点予想」を公開予定です。
そちらも是非ご確認ください。
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【参考】2019年度宅建士試験に関する記事
◆合格点予想動画投稿
【LECの平均点と得点分布から推定】令和元年宅建試験の合格ライン・合格率・合格者数を発表〜〜〜!
【TACの平均点★2019宅建試験】近似曲線を駆使して導出した合格ラインを発表〜〜〜!
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