2020年度社労士試験を受験したみなさんこんにちは!
いかがお過ごしですか?
試験の出来はいかがだったでしょうか?
解答速報も各資格学校からほぼ出揃い、自己採点も既に終わっていることと存じます。
この段階でほとんどのみなさんが注目しているのは間違いなく「合格ライン」ですよね?
- 択一式・総得点の合格基準が何点になるのか?(昨年の43点より上がるのか?下がるのか?)
- 選択式の救済科目はあるのか?(労一・社一あたりが本命か?健保・労安あたりの大穴が出るのか?)
ほぼこの2点が今年のハイライトです。
この段階で例えば「択一式が40点台後半で傷なし、選択式も傷なし」という方は合格確実ですのでここでブラウザバックしてください。
それ以外の方(ボーダーライン上の方)に向けて今日のこの記事は書かれています。
そこで今日は2つ目のポイント「選択式の救済科目」を予想するためのデータをご紹介します。
この社労士試験のデータとしては最も母数の多いTACが一番信頼できます。
そのTACの選択式の過去11年の平均点から2020年度救済が行われるかどうかを検証していきます。
今年のTACの平均点はまだ途中経過ですので、9月中旬公開予定の分析資料平均点も予測しながら検証します。
選択式で「傷あり」の方は是非参考にしてみてください。
それではそろそろ始めます。
※社労士試験の情報満載です!
↓↓↓
▼目次▼
- 2009年の選択式TAC平均点
- 2010年の選択式TAC平均点
- 2011年の選択式TAC平均点
- 2012年の選択式TAC平均点
- 2013年の選択式TAC平均点
- 2014年の選択式TAC平均点
- 2015年の選択式TAC平均点
- 2016年の選択式TAC平均点
- 2017年の選択式TAC平均点
- 2018年の選択式TAC平均点
- 2019年の選択式TAC平均点
- 過去救済された科目のTAC平均点レンジ
- レンジ以下で救済されなかった悲劇の点数
- 2020年度の最新のTAC平均点(1159名)
- 2020年度のTAC分析資料平均点予想(現時点より下がっても0.1程度)
- 現時点での補正可能性TACデータ検証
- 社労士試験に関する注目記事
2009年の選択式TAC平均点
- 労安 2.7
- 労災 3.4
- 雇用 4.5
- 労一 2.9
- 社一 4.0
- 健保 4.7
- 厚年 4.1
- 国年 4.4
◉救済科目
労安・労災・厚年
2010年の選択式TAC平均点
- 労安 3.7
- 労災 4.0
- 雇用 4.5
- 労一 3.6
- 社一 3.0
- 健保 3.5
- 厚年 2.8
- 国年 2.3
◉救済科目
社一・健保・厚年・国年(1点)
2011年の選択式TAC平均点
- 労安 3.4
- 労災 2.4
- 雇用 4.3
- 労一 2.8
- 社一 2.6
- 健保 4.2
- 厚年 3.7
- 国年 3.5
◉救済科目
労安・労災・社一・厚年・国年
2012年の選択式TAC平均点
- 労安 4.0
- 労災 4.8
- 雇用 3.8
- 労一 4.1
- 社一 2.7
- 健保 3.6
- 厚年 2.9
- 国年 4.3
◉救済科目
厚年
2013年の選択式TAC平均点
- 労安 3.9
- 労災 1.9
- 雇用 3.6
- 労一 3.3
- 社一 1.9
- 健保 2.1
- 厚年 3.8
- 国年 4.4
◉救済科目
労災・雇用・社一(1点)・健保
2014年の選択式TAC平均点
- 労安 4.1
- 労災 4.2
- 雇用 4.3
- 労一 3.0
- 社一 4.0
- 健保 3.6
- 厚年 4.1
- 国年 4.8
◉救済科目
雇用・健保
2015年の選択式TAC平均点
- 労安 3.9
- 労災 2.6
- 雇用 3.8
- 労一 1.9
- 社一 3.2
- 健保 2.8
- 厚年 3.1
- 国年 3.2
◉救済科目
労一・社一・健保・厚年
2016年の選択式TAC平均点
- 労安 4.2
- 労災 4.3
- 雇用 2.8
- 労一 2.1
- 社一 3.5
- 健保 3.3
- 厚年 3.2
- 国年 3.9
◉救済科目
労一・健保
2017年の選択式TAC平均点
- 労安 4.3
- 労災 4.4
- 雇用 3.7
- 労一 2.9
- 社一 3.5
- 健保 2.7
- 厚年 3.9
- 国年 3.7
◉救済科目
雇用・健保
2018年の選択式TAC平均点
- 労安 3.3
- 労災 4.0
- 雇用 4.4
- 労一 3.0
- 社一 3.0
- 健保 4.0
- 厚年 3.4
- 国年 2.8
◉救済科目
社一・国年
2019年の選択式TAC平均点
- 労安 4.2
- 労災 4.6
- 雇用 4.5
- 労一 3.0
- 社一 2.3
- 健保 3.9
- 厚年 4.2
- 国年 4.3
◉救済科目
社一
過去救済された科目のTAC平均点レンジ
- 労安 2.7~3.4
- 労災 1.9~3.4
- 雇用 3.6~4.3
- 労一 1.9~2.1
- 社一 1.9~3.2
- 健保 2.1~3.6
- 厚年 2.8~4.1
- 国年 2.3~3.5
レンジ以下で救済されなかった悲劇の点数
- 労安 ー
- 労災 ー
- 雇用 2.8
- 労一 ー
- 社一 ー
- 健保 ー
- 厚年 ー
- 国年 ー
2020年度の最新のTAC平均点(1159名)
- 労安 3.0
- 労災 4.0
- 雇用 4.5
- 労一 2.5
- 社一 3.0
- 健保 3.4
- 厚年 3.9
- 国年 3.6
2020年度のTAC分析資料平均点予想(現時点より下がっても0.1程度)
- 労安 2.9 レンジ内 過去実績から救済の可能性はなくはない
- 労災 3.9 レンジより上 救済の可能性は低い
- 雇用 4.4 レンジより上 救済の可能性は低い
- 労一 2.4 レンジより上 救済の可能性は低い
- 社一 2.9 レンジ内 過去実績から救済の可能性はなくはない
- 健保 3.3 レンジ内 過去実績から救済の可能性はなくはない
- 厚年 3.8 レンジ内 過去実績から救済の可能性はなくはない
- 国年 3.5 レンジ内 過去実績から救済の可能性はなくはない
(参考)昨年のTAC平均点の推移(ほぼ増減せず)
592名>752名>978名>1093名>1200名>1440名>1537名>1565名>1610名>1636名>1644名(最終)
- 労安 4.2>4.2>4.2>4.3>4.3>4.2>4.2>4.2>4.2>4.2>4.2
- 労災 4.5>4.6>4.6>4.6>4.6>4.6>4.6>4.6>4.6>4.6>4.6
- 雇用 4.4>4.5>4.5>4.5>4.5>4.5>4.5>4.5>4.5>4.5>4.5
- 労一 3.0>3.0>3.1>3.1>3.1>3.1>3.1>3.0>3.0>3.1>3.0
- 社一 2.3>2.3>2.3>2.4>2.4>2.3>2.3>2.3>2.3>2.3>2.3(補正)
- 健保 3.9>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9>3.9
- 厚年 4.2>4.2>4.2>4.3>4.3>4.2>4.2>4.2>4.2>4.2>4.2
- 国年 4.2>4.3>4.3>4.3>4.3>4.3>4.3>4.3>4.3>4.3>4.3
現時点での補正可能性TACデータ検証
①現時点での救済予想は、過去の実績(レンジ)からだけ見ると「労安・社一・健保・厚年・国年」は可能性がなくはないと言えます。
②ただどの科目もレンジのほぼ上限ですので可能性はそれほど高くはなさそうです。
(特に厚年は上限が4.1という異常値ですのであまり期待しないほうがいいと思います。)
③レンジのわずか上に出てしまった大注目の「労一」はこのデータからはやや厳しいと言わざるを得ません…
★また一番重要な得点分布が明らかになってくればより絞っていきたいと考えています。
是非選択式の救済予想にお役立てください。
皆様の合格を心よりお祈り申し上げます!
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