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【選択式「国年」の補正はギリギリ〇〇】2021年度社労士試験の救済可能性をTACデータから検証【第五弾】

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2021年度社労士試験を受験したみなさんこんにちは!

いかがお過ごしですか?

・択一式46点以上、「傷なし」で合格確実ですか?

・択一式45点以下、「傷あり」でボーダーライン上ですか?

・それとも来年リベンジ確定ですか?

ボーダーライン上の方は、合格ラインが気になって仕方がない日々をお過ごしのことと思います。

特に選択式の救済待ちの方は、ご自身が3点に届かなかった科目が救済されるのかどうか早くはっきりさせて欲しいと思っている方が多いのではないでしょうか?

 

そこで当欄では、業界随一の利用者数を誇る「TAC」データリサーチ過去13年分のデータを使って科目別の選択式・救済確度の検証を今回からスタートします。

TACと本試験の数値のリンクの法則が各科目で異なるのではないかという仮説に基づき、全科目を科目毎に検証します。

その第五弾は「国年」。

その「国年」編に入る前に、ほぼ出揃ってきた業界の合格ライン予想トレンドを軽くまとめておきます。

収斂されつつある予想合格ラインは、

・選択式 25点前後

救済は「労一」は安全圏、ついで「国年」あとは「社一」もしかすると「雇用」「労安」「厚年」あたり

・択一式 45点前後

救済はほぼ可能性なし

といった感じになるのでしょうか。

 

前置きはこれくらいにして、お待ちかねの選択式救済の可能性検証に入ります。

ただこの検証は「当たるも八卦当たらぬも八卦」ですので、もし「国年」の救済を待っていて、なんとなく嫌な予感がする方は遠慮なくスルーしてください。

 

近年「合格基準の考え方」が公開され、合格発表後に「科目得点状況表」が開示されるようになって以降、選択式の救済科目を予想するためには「得点分布データ」が欠かさないものとなりました。

当シリーズは、過去13年分の「TAC」の得点分布データと、「本試験」の実際の得点分布の相関(散布図)から、今年の「2点以下割合・1点以下割合」を導き出していきたいと考えております。

過去13年間の「TAC」&「本試験」データ(科目別)の散布図から導いた近似曲線上に今年の「TAC」得点分布データを代入し、今年の「本試験」の値を数学的に予測してみます。

その予測値に基づいて救済されるかどうか(2点以下割合50%・1点以下割合30%をクリアできるか)を機械的にジャッジしていきます。

それではそろそろ社労士試験・選択式の救済予想「国年」編スタートです!

 

目次▼

 

 

 

「国年」過去13年2点以下・1点以下割合(TACデータ)

2008(2点以下)27.2%(1点以下)7.2%

2009(2点以下)4.5%(1点以下)0.9%

2010(2点以下)57.9%(1点以下)25.7%

2011(2点以下)22.3%(1点以下)6.0%

2012(2点以下)5.5%(1点以下)1.6%

2013(2点以下)6.9%(1点以下)2.0%

2014(2点以下)1.5%(1点以下)0.7%

2015(2点以下)28.1%(1点以下)9.9%

2016(2点以下)14.0%(1点以下)4.7%

2017(2点以下)12.1%(1点以下)3.9%

2018(2点以下)40.1%(1点以下)18.2%

2019(2点以下)3.6%(1点以下)1.0%

2020(2点以下)16.1%(1点以下)4.9%

 

 

「国年」過去13年2点以下・1点以下割合(本試験開示データ)

2008(2点以下)63.5%(1点以下)30.4% 救済

2009(2点以下)28.9%(1点以下)11.1%

2010(2点以下)85.4%(1点以下)60.5% 救済

2011(2点以下)48.8%(1点以下)18.7% 救済

2012(2点以下)29.1%(1点以下)12.8%

2013(2点以下)37.9%(1点以下)21.8%

2014(2点以下)17.4%(1点以下)8.5%

2015(2点以下)56.8%(1点以下)28.5% 

2016(2点以下)50.9%(1点以下)26.0% 

2017(2点以下)44.0%(1点以下)21.3% 

2018(2点以下)70.0%(1点以下)46.7% 救済

2019(2点以下)27.9%(1点以下)11.7%

2020(2点以下)49.5%(1点以下)24.2%

 

 

(2点以下割合)散布図から導出した近似曲線

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※「国年」過去13年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線

◎2021のTACデータ(2点以下割合)

国年 25.8%

 

◎2021の本試験(2点以下割合)

「推定値」

国年 60.3%>50%

(引き下げ基準該当)

 

 

(1点以下割合)散布図から導出した近似曲線

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 ※「国年」過去13年間のTACデータと本試験開示データの散布図からの近似曲線

◎2021のTACデータ(1点以下割合)

国年 6.2%

 

◎2021の本試験(1点以下割合)

「推定値」

国年 30.5%>30%

(引き下げ基準該当)

 

いかがだったでしょうか?

以上 が【選択式「国年」の補正はギリギリ〇〇】2021年度社労士試験の救済可能性をTACデータから検証【第五弾】でした。

 

過去13年の「TAC」データからは「国年」が救済される可能性はギリギリ届くかもというに結果となりました。

 

今年の「国年」は点数の引き下げされる可能性はそこそこありそうです。

「2点以下」60.3%の推定値で余裕で補正基準クリア、「1点以下」30.5%の推定値でギリギリ補正基準をクリアする結果となりました。

改めて今日の検証のまとめとして、「過去13年のTACデータから、2021年度の選択式「国年」救済の可能性はギリギリ届くかも」とジャッジさせていただきます。

次回は同様の導出方法で「労一2点救済」を取り上げます。

 

 

 

 

 

最後に当ブログの合格ライン予想をまとめておきます。

参考程度にしてください。 

◉ひかる人財プロジェクト

※データに基づかない「肌感予想」とデータに基づくより精緻な「データ予想」の2パターン出させていただきますますので予めご理解ください。

<肌感予想>

◾️選択式

労一

◾️択一式

44点±1点

 

<データ予想>

◾️選択式

労安:ほぼ無い 

労災 

雇用:やや厳しい 

労一

社一:一息届かず

健保 

厚年:かなり低い 

国年:ギリギリ届くかも

◾️択一式

45点有力

44点も可能性はなくはない

 

微力ですがみなさんの合格を心よりお祈りしております。

 

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